「全国旅行割」がスタート!陰性証明は何日前まで?有効期限はあるの??

2022年10月11日から、待ちに待った「全国旅行割」(全国旅行支援)が始まりました。

紅葉のシーズンを迎えるこれからが旅行のシーズンです。
このキャンペーンは12月下旬までですので、この機会にぜひ利用したいものです。

以前の「Go To トラベル」とは内容が違いますので、ここで「全国旅行割」の制度と利用方法を解説します。

目次

全国旅行割とは、その目的

新型コロナ感染拡大により、観光需要が低迷し、地域のさまざまな産業にも甚大な影響を及ぼしました。

観光庁の統計調査の宿泊者数は、コロナ禍前に比べると2020年5月に79.0%まで冷え込みました。
その後、2021年12月には2.3%増となりましたが、以前の数字には及びません。

そこで、政府は旅行代金の割引と地域クーポンを付与することで、全国を対象とした観光需要喚起策を打ち出しました。
観光業界の活性化に向け、国内旅行の促進を目的とした期間限定のキャンペーンです。

全国旅行割の仕組み

7日以内の旅行に対して、1人あたり1泊40%の補助がでます。
公共交通機関と宿泊のプランでは、上限1人1泊8,000円が割引されます。

これは、かなりお得ですよね。

  • ただ、自家用車での移動では、上限1人5,000円となります。
    また、最低利用金額は平日が5,000円、休日は3,000円からです。
    これを下回ると、対象外となります。

  • 必ず旅行会社、旅行サイトもしくは宿泊施設から事前に予約することが条件です。
    予約なしでの宿泊は、割引が適用されない可能性があります。

  • お土産や食事でも利用できるクーポンが付与されますので、これも嬉しいですね。
    1人平日で3,000円、土日、祝日は1,000円です。
    これは宿泊先で配布されます。

残念なことに、東京都では10月11日には間に合わず、10月20日からスタートです。
予約サイトに関しては、かなり混雑し、なかなかつながらない状況です。

つながっても、すでに商品が売り切れている場合もあるようです。
この場合は、別のサイト、もしくは比較的小規模な旅行会社をチェックしてみましょう。
また、追加配分があるかもしれませんので、まめにチェックすることをお勧めします。

  • 今回は、ビジネス・パーソンにも割引が適用されます。
    出張でビジネス・ホテルを利用すると、40%引きとなります。

  • 平日(月曜日〜金曜日、日曜日の夜)には、3,000円の地域クーポンが配布されます。

お土産だけでなく宿泊代としても利用可能です。

ワクチン接種証明書、及び陰性証明書の提示

ホテルでのチェックイン時やツアーに参加する際に、ワクチン証明書の提示が必須です。
旅行会社にて予約する時にも、提示する必要があります。

以下の証明書のどちらか1つの提示が必要です。

①ワクチン接種証明書​​

予防接種済書、予防記録書もしくは新型コロナワクチン接種証明書アプリ 接種証明書については、以下の3点が条件です。

  • 3回目の接種から14日以上経過していること
  • 3回分のワクチンシールが貼られていること
  • 本人であること

ワクチン証明アプリは、デジタル庁のホームページから取得できます。
App storeまたはGoogle playで「接種証明書」と検索して、インストールできます。

証明書がなく、またアプリの使用が不可能な方でマイナンバー・カード保持者は、セブン-イレブンにてコンビニ交付サービスを利用することができます。

紙版の証明証が必要な方は、役所で取得してください。

②陰性証明書

検査によって有効期限が異なります。

  • 確認日から3日以内のPCR検査、及び抗原定量検査の結果:3日間の宿泊が可能
  • 確認日から1日以内(旅行の前日、もしくは当日)の抗原定性検査の結果:1泊のみ可能

当日に結果が出れば、1泊2日の宿泊ができます。
結果が出なければ宿泊はできず、日帰りとなります。

PCR検査は、全て自己負担となります。
医療機関で検査を受けると、費用がかかります。

ルナドクター(株)が経営するPCR検査センターでは、無料で検査が受けられ、全国に55店舗があります。
こちらは年中無休、予約が不要で、こどももOKです。
12歳未満の子供は、同居する親が帯同すれば、証明書の提出は不要です。

ただ、本人確認は必要ですので保険証などの証明書を忘れずに持参しましょう。
注意しなければいけない点は、例えば3人の旅行で、そのうち1人が2回のワクチン接種のみの場合は、自治体での対応が異なるようです。

全員が対象外となる可能性がありますから、必ず宿泊先の条件を確認しましょう。

まとめ

今回の「全国旅行割」は自治体で異なりますので、事前にチェックする必要があります。

例えば、宮城県では2回のワクチン接種後、14日以上経過した人も対象となります。
証明書の提示ができない、または適用条件を満たさない場合は、割引き対象外で通常料金となります。

予約をキャンセルするとキャンセル料金が発生するようです。
後日の証明書提出はできませんので、注意してください。

以上を踏まえて割引を大いに利用し、秋の行楽シーズンを是非満喫してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次