Netflixに新プランが出るって本当?プランごとのおすすめユーザーも紹介

世界規模で楽しまれているNetflixは、インターネットで質の高いたくさんの動画を楽しめる配信サービス。
オリジナルコンテンツを中心に評判がよく、コロナ禍で大きく会員数を増やして不動の地位を築いています。
私も「愛の不時着」を人から勧められ、そこではまってから会員を続けています。

そんなNetflixから新しいプランができるという噂は聞いたことありますか?
今展開されているプランや、これから始まる新プランについてまとめてみました。

一緒にチェックしていきましょう!

目次

Netflixの現行3プランの違い

Netflixの現行3プランの違い

Netflixが現在用意しているプランは3つ。
長期契約プランや追加料金はないシンプルさが特徴です。
2022年7月現在、お試し無料プランは実施されていません。
初月から月額費を払う必要があるので注意してくださいね。

利用環境や利用人数によってそれぞれに合ったプランを選択できます。

ベーシックスタンダードプレミアム
月額(税込)990円1,490円1,980円
画質SD(480p)HD(720/1080p)HD/UHD 4K
(超高画質;2160p)
同時視聴台数124

ちなみに、画質は 4K >HD > SDの順でクオリティが変わります。
SD は2011年までのアナログ放送用規格。
大きい画面で見ると差を感じやすくなるので、見る環境にもフォーカスしてくださいね。

ベーシックプラン

一番月額利用料が安いベーシックプラン。
税込990円で利用可能です。

同時視聴デバイスは1台となっています。
誰かがテレビやスマホで視聴していたら、他の人は別の場所で見ることができません。
家族みんなで楽しむのは少し厳しい印象ですね。
一人暮らしの学生さんや、社会人の方におすすめのプランです。

ベーシックプランで気になるのが画質です。
SD は地デジ化前のアナログテレビを基準とした規格です。
スマートフォンで視聴するには十分ですが、タブレットくらいの大きさになると、画質の荒さが気になってきます。
テレビで見ると画質がさらに荒くなるため、ストレスになることも。

ベーシックプランのターゲットは、「スマホで視聴する一人暮らしの人」と言えそうです。

スタンダードプラン

画質にこだわる方や、2台で同時視聴したい方におすすめなのがスタンダードプラン。
HD画質で見ることができるので、タブレットはもちろん、テレビでもすんなりと見ることができます。
ちなみにHDは今のテレビの標準画質です。

今はテレビのリモコンに「Netflix」のボタンがついているものもありますよね。
わざわざアプリを起動する手間もなく、テレビのチャンネルを切り替える感覚で使えます。

お子さんはテレビでNetflixを視聴して、大人は別室でタブレットを使って視聴する、という使い方ができます。

また、カップルで楽しむという使い方も!
一人ずつベーシックプランを契約するよりも割安です。

プレミアムプラン

家族みんなで使いたい!という方は、プレミアムプラン一択です。
4台まで同時に視聴できるので、家族それぞれが通勤通学中に見ることができます。

月額1,980円という金額には戸惑ってしまうかもしれませんが、4人で割ると1人あたり500円。
かなり安く楽しめます。
4Kの高画質で視聴できるので、テレビのポテンシャルを最大限引き出せるのも魅力
一度4Kの綺麗な画質を体験すると、HD画質では違和感を感じるかもしれません。
それだけ満足度の高い経験ができますよ。

広告付きプランが登場?

広告付きプランが登場?

2022年7月14日に報じられたニュース。
Netflixが新プランを検討しているという内容でした。
それが「低価格の広告付きサブスクリプションプラン」です。
Microsoft(マイクロソフト)と提携して広告付きプランを用意するという内容でした。
現行の3つのプランには広告はありません。

いつから新プランが登場するの?

広告付きプランはMicrosoftと提携することは決まっていますが、それ以外の情報はまだ公表されていません。

一部では2022年末(10〜12月)に実施されるという話もありますが、まだ噂段階です。

アメリカでは、2022年に入ってからインフレを理由に月額8.89ドルから9.99ドルへ値上げしています。 
日本でもいつ価格のリニューアルがあるかわかりません。

新プラン登場も、これまでのプランの月額料の改定もまだ未定ですが目が離せないですね。

どうして新プランが出るの?

コロナ禍の巣ごもり需要で大きく収益を上げてきたNetflix。
その勢いはニュースでも報道されていましたね。

ところが、 海外のコロナ禍が落ち着いたところで有料会員が減少。
新規申込も頭打ちになったところで、ロシアによるウクライナ侵攻が始まります。これを理由にロシアから事業撤退したことで、最終的に70万人の会員減となりました。

会員の払う月額料金がNetflixの収入になっていたので、会員数の減少は大きなダメージに!

広告付きの安いプランを作ることで、

  1. 会員の取り戻し
  2. 広告収入も取りこむ

という2つの収益増を計画しているとのことです。

Netflixの共同CEO テッド・サランドス氏は、「低価格プランではほとんどのオリジナルコンテンツは視聴可能」と説明しています。

逆を言えば、新プランでは全てのコンテンツが見られるかどうかはわからないということでしょう。

新プランがおすすめなのはどんな人?

広告つきの新プランを用意することで視聴者が2つに分かれると考えられています。

  • 料金を払って広告を拒否する層
  • お金の節約を優先に考える層

ちがう会社の例ですが、アマゾンは読書端末「Kindle」に広告付きプランを作っています。
広告付き端末にすると、端末を起動した時におすすめ書籍などの広告画像が入ります。

普通の端末と比べて安いので、私も「広告付き」を買いましたが正直失敗したな、と思いました。

購入履歴にそった広告が表示されますが、毎回広告を飛ばす一手間が入るのは思った以上にストレスです。

YouTubeも広告と代金をひもつけています。
動画試聴のたびに流れる広告はお金を払い「プレミアム会員」となることで見なくて済むようになります。

プラスαのお金が払える人だけが広告から解放されるという仕組みですね。
これが結構快適で、私もプレミアム会員にしています。

Netflixも安い月額と引き換えに、広告視聴を求める計画です。
まだ新プランに関する情報が公開されてないので、切り替え方法も未定です。
分かり次第お伝えしますね。

ですが、毎回広告を見るのは思ったよりもストレス。
特に広告がない環境に慣れた元々のNetflix会員の人は、安いプランへの切り替えは向かないと言えます。

「広告付きの安いプラン」は、Netflixが気になるけどいきなり990円も払えない、と考える人が一番適していると言えそうです。

海外で先行している新プラン

海外で先行している新プラン

広告付きプラン以外にも、新しいプランが入る可能性があります。
それが「サブアカウント用プラン」。
コスタリカで先行して提供されているんですよ。

同居していない家族や友人とのアカウント共有用のプランです。
1人あたり約360円となっています。

タダ乗りに頭を悩ませているNetflix。
今の月額プランだと、一つのアカウントを大量のユーザーが共有できてしまいます。
同時視聴さえしなければ、再生の端末の数に制限はありません。
一つのアカウントでいくつもの端末に登録ができてしまうんですね。

Netflixによると、1億以上の世帯がこの「タダ乗り」状態にあるとのこと。
日本でも別世帯の家族やカップル、友人と1つのアカウントを共有している人は珍しくありません。
我が家も実家とシェアしています。

将来的に、日本でもアカウント共有は個別プランの加入が必要になってくるかもしれませんね。

まとめ

Netflixは質の高いオリジナルコンテンツが豊富で、ドラマを中心に話題になることもしばしば。

そんなNetflixの料金プランについてまとめてみました。

  • 今はベーシック、スタンダード、プレミアムの3つのプランがある
  • プランの大きな違いは画質と同時再生ができる端末の数
  • 広告付きの安いプランが2022年末を目安に登場するかも!
  • 海外で先行しているアカウント共有プランが日本にもできるかも!

広告付きプランは、Microsoftとの提携がニュースで報じられたので作られるのはほぼ確実でしょう。
コンテンツの質の維持のためNetflixも色々プランを考えています。
私たちの生活にも影響しますので、目が離せませんね。

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