【ゴーカートで2歳男児死亡】なぜこの事故は起こったのか?原因が警察の操作で明らかに。

今回の痛ましい事故、結論から言いますと「油断」から来た管理の不十分で起こった死亡事故だと思います。
逆に言うと管理や事前に下準備、また厳重に万が一のことも備えて、基本的な行動をしていればこの事故は起きなかったと思います。
このような痛ましい事故が起こったのはなぜか、そして防ぎようはなかったのか、詳しく解説します。

では、まず今回の事件概要から見ていきましょう。

目次

今回の事件の概要

11歳の女児が運転するゴーカート(レーシングカート)

2022年9月18日、ちょうど台風が日本列島に接近していた最中、事件は起きました。
北海道森町で開かれた車のイベントで、11歳の女児が運転するゴーカート(レーシングカート)が見物客に突っ込んだ。
結果的に2歳の男児が死亡した事故です。
現地の警察は、20日、男児の死因が脳挫傷であることを明らかにしました。

ただ、このニュースは台風14号のニュースとちょうど同時期だったため裏に隠れ、テレビやメディアでそう話題になることはありませんでした。

今回の事故、なぜ起きた?防ぎようは?

今回の事故は自動車販売会社(ただし社名は公開されていない)がレース場に設置したイベント会場で起きました。

実際に事故が起きた現場には、2つの大きな原因があります。

ゴーカート用のカートではなく、レーサー用のレーシングカートだった

一般的に、遊園地等にあるカートは速度があまり出ないようになっており、事故が起こったことは聞きません。
しかし、今回は自動車販売会社がレース場で行ったため、運転するカートが速度がよく出るようになっていたこともあり、運転知識のない小学生の女児に使用させたことは主催側の責任であります。

コースのレイアウトが起因していた?

事故が起こったのは、見物用のスペース。乗降口にあったといいます。
乗降口から乗った女児は、そのまま楕円上になったコースを走り、再び乗降口へと戻ります。
しかし、この構造こそが事故を起こさせたのです。

乗降口から数十メートル先の最後のカーブを曲がると、一直線に乗降口へと走ります。
突き当り前、ここで係員が乗降口の反対岸におり、もう一度まがりカートの位置を調整することを助言するはずでした。

しかし、スピードの出たカートは止まれず、そのまま前に走り切り、死亡した男児へ正面衝突してしまいました。
今回の事件は、度重なる「ヒューマンエラー」といっていいのか、はたまた「油断」や「妥協」から来た幼い子供の命を落とす死亡事故だったのか、どっちにしろ早い原因究明と再発防止を願います。

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