【電力ひっ迫】夕方は暑さのピークが過ぎているのに、なぜ電力使用率99%?15時~18時の間は節電要請

電力使用率99%と電力がひっ迫しており、国やメディアは夕方の15時~18時の間に節電要請を行っています。暑さのピークって季節にもよりますが、梅雨や夏の季節は13時~14時がピークらしいです。
室内に関しては時差が生じ1時間後に暑さのピークがやってきます。ですので素人からすると、その時間帯にエアコンなどの電力が消費され一日で一番利用料が多いと思います。

しかし、電力使用率が99%になり、節電要請が出ている時間帯は夕方の15時~18時なのはなぜなのでしょうか?

その理由はいくつかの要因があるそうなので、一つ一つ確認していきたいと思います。

目次

要因1:夕方の15時~18時は太陽光発電の供給が落ちる

この猛暑でキンキンと照らす太陽があれば、太陽光発電の電力供給も沢山できるのでは?と思います。
しかし、今年は平年より気温が低く、2022年3月22日でも気温が10度以下という状況もありました。そのため、暖房需要も高かったです。

さらに2022年3月の福島県沖で起きた地震の影響により火力発電所が14基停止してしまい、今なおその内6基が停止中との状況などが続いてるため、その時からの差分が返せずおまけに今回のような猛暑が続いているのも要因と考えられます。

要因2:帰宅時間が重なり冷房需要が急増

この猛暑で冷房は必要不可欠です。お勤めの方々は普段はオフィスで仕事をしているため、家が不在になり冷房など電機機器は各個人の家では使われていないことが多いです。

ただ15時~18時で特に17時~18時には家に付き、必ず冷房をつけるというのが集中するため、電力ひっ迫を引き起こしている要因のようです。

昨今ではスマホなどで遠隔操作して帰宅時間に合わせて冷房を付けて部屋を冷やしておくこともできるので、帰宅前の人たちも必然的に夕方に家の電力を使うといったことができるようになっているなども電力消費が集中してしまうのではないでしょうか。

要因3:夕飯の準備や洗濯など家事の利用が集中する

夕方の15時~18時は一般的に多くの方が夕飯や洗濯など家事の利用が集中します。
夕飯の準備も昨今ではIHなど電力を使う調理も主流になってきています。
洗濯に関しても洗濯でけではなく、乾燥機付きドラム缶洗濯機も普及してきており、乾燥している間は当然電力は消費されていきます。

そのように近代化によって電力を使うことが多くなっている背景も電力ひっ迫になる要因のようです。

夕方の15時~18時は需要と供給のバランスが著しく低下する

一つの要因だけであれば今回のように電力ひっ迫警報は発令されず済んだと思いますが、様々な要因が重なってしまったため、電力ひっ迫警報が発令され、節電要請がされているのだと思います。

専門家やメディアも報道されてますが、節電協力も必要ですが、現在は猛暑で冷房を付けないと熱中症になるリスクも強いため、体調管理しつつ適度に節電協力は実施すべきだと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次