多くのチャットワークユーザーの頭を悩ませていたフリープランのグループチャットの利用上限数。
このたび、フリープランのグループ上限が撤廃されると発表されました!
フリープランの変更は2022年10月6日からとのこと。
チャットツールは、チャットワークの他にSlack、LINE Works、Microsoft Teamsなどたくさんありシェア競争も加熱中。
便利になるとあってはチャットワークを優先的に使いたくなりますね。
より使いやすくなると予想されるチャットワークの、新たなフリープランについてまとめてみました。
これまでグループ上限数に達してしまい、メインとサブのアカウントを行ったり来たりしていた人は特に注目ですよ!
一緒にチェックしてみましょう。
チャットワークグループに制限は無くなったのか?
先ほどチャットワークを起動したら、こんな告知画面が表示されました。(2022年9月時点)
「詳細を読む」をタップすると、チャットワークのリリースサイトに飛びました。
チャットワークのフリープランに設けられていたグループチャットの上限がなくなるなんて!!
この新施策は2022年10月6日からを予定しているとのこと。
多くのユーザーの利便性が向上する画期的なプラン内容変更ではないでしょうか。
変更後のフリープランは変更前と何がちがうのか?
2022年10月6日から変更されるチャットワークのフリープラン。
グループチャット数がフォーカスされていますが、他にも変更点があります。
これまでにはなかった、新たな上限設定ができたので確認していきましょう。
グループチャット数と新しい制限
フリープランのグループチャットの利用条件は累計7個でした。
この累計というのが曲者!
一度でもグループチャットに登録したら1とカウントされます。
これまでは累計が7個を超えたら、別のメールアドレスを使ってアカウントを作ることで回避できましたが、都度アカウントを切り替える手間がありました。
このグループチャットの上限が撤廃されます!
2022年9月5日まで | (予定)2022年10月6日~ | |
加入できるグループチャット | 累計7個まで (アカウントごとに適用) | 上限なし |
メッセージを閲覧できる日数 | 期限なし | 直近40日以内 |
メッセージを閲覧できる数 | 上限なし | 最新5000通まで |
今回の変更で、メッセージの閲覧可能な日数と数に制限ができました。
40日で5000通となると、一日あたり125通ほど。
頻繁にメッセージがやりとりされるグループチャットにいくつも参加していなければ、ひっかっかることはなさそうです。
2022年10月6日以降、閲覧できる日数とメッセージ数のイメージはこちらの図も参考にしてみてください。
私としては、40日以内のメッセージしか見られないというのは気になるところです。
過去の投稿にマニュアルがあったり、さかのぼって経緯を確認するときに支障が出ることが予想されます。
私の参加していたグループチャットにスパルタなものがありました。
質問すると「過去のやりとりを見て!」と指示され、なかなか教えてもらえないのです…
今後フリープランだと、過去のやりとりをチェックしきれないという問題に直面しそうです。
有料プラン(ビジネスプラン)に切り替えれば、40日以前のメッセージも確認できるようになりますよ。
チーム機能が利用可能に
チーム機能は、一つのコミュニティでいくつかのグループチャットがあるとき、チームメンバーに追加すれば全てのグループチャットにも自動で追加される便利な仕組みです。
これまでは、チーム機能は有料プランのみ使うことができました。
私の入っているコミュニティでも、全体連絡用、納品用、訂正用と3つのチャットを分けて使っている先があります。
これまでは一つ一つ参加申請をしていましたが、一括で入れるようになるので楽になりますね。
グループ制限がなくなるにあたって事前に必要な作業はあるか?
グループ制限がなくなることによって、閲覧日数と閲覧メッセージ数に上限が出てきたチャットワーク。
10月6日までに事前準備を済ませておかないと、後々困ることが予想されます。
重要メッセージについては特に注意が必要です。
タスク化しておく
メッセージ上で業務を管理している人は要注意!
40日以前のやりとりは見ることができなくなります。
指示事項が入ったメッセージをタスク化しておくと安心です。
作成したタスクは40日を超えても閲覧可能ですよ。
メッセージをコピペしておく
重要なメッセージは今のうちにコピー&ペーストして違うツールで管理することをお勧めします。
スマートフォンやタブレットのメモ機能、Wordを使ってバックアップをしておきましょう。
スクショを撮っておくのも手間がかからないのでおすすめです!
アプリをアップデートする
新サービスリリースは、アプリのバーションによっては適用されない可能性があります。
モバイル版のアプリは最新バーションにしておきましょう。
合わせてiOSやAndroidのバージョンも最新版にしておいてくださいね。
どうしても40日以前のものが見たいときは…
10月6日以降でも、40日以前のやりとりが完全に消えてしまうわけではありません。
どうしても昔のやりとりを見る必要がある!というピンチの時は、有料プランへ一時的にアップグレードすれば閲覧可能です。
有料プラン(ビジネスプラン)は単月だと月600円、年間契約で月500円で利用できますよ。
変更後気を付けたいポイント
特に気をつけたいのが、メッセージ数としてカウントされるチャットは「グループチャット」の他に「マイチャット」「ダイレクトチャット」も含まれること。
マイチャットに下書きしたりメモしたりしている人も多いはず。
2022年10月6日以降は、メモとしてマイチャットに書いたメッセージも「閲覧可能な最新5000件」の数にカウントされてしまいます。
メッセージ数が上限に達しそうな時に、マイチャットで消費するのはもったいないですよね。
メモは別のツールを活用した方がよさそうです。
画像やExcel、Wordなどの添付ファイルは40日経っても見ることができます。
ファイルは「ファイル管理」から引き続き確認できます。
ファイルが添付されていた元のメッセージは見れなくなるので注意してくださいね。
まとめ
グループが上限に達したという理由で有料プランを使っていた人には、特に嬉しい今回の仕様変更。
フリープランへのダウングレードのチャンスですね。
- 「参加可能グループチャット数累計7つ」が撤廃!いくつでも参加できる!
- 5000通で40日以内のメッセージまで閲覧できることになる
- 重要なメッセージは10月6日までにタスク化やコピペしておく
グループ上限のためにサブアカウントを作る必要もなくなり、ストレスフリーにチャットワークが使えそうです!