ガラケーを使っているご年配の方、まだ見かけますよね。その一方で、年々スマホ普及率はあがっています。
70代のスマホ所有率は、2020年6月時点で約5割、2021年5月時点では約6割(モバイル社会研究所調べ)となっています。
スマホを使ってみたいけど操作が難しそう…自分に使いこなせるかな?と不安に思う方がほとんどだと思います。
これからスマホデビューしたい方、またスマホデビューしてほしいと思っている家族の方にも、らくらくスマートフォンの活用法について解説します。
なぜらくらくスマートフォンが良いのか?普通のスマホはだめ?オススメする特徴
特徴① 見やすい
らくらくスマートフォンは、普通のスマホに比べると、ディスプレイの文字をかなり大きく表示させる事が出来ます。
指定できるサイズが多くあることで、希望の大きさに設定できます。
一般のスマホは大きい文字にしようとしても、あともう少し…というところまでしか拡大できません。そのため見にくいと感じてしまいます。
また、ホーム画面には最低限必要な機能だけを、見やすく表示しています。
特徴② 通話が聞きやすい
シニア向け携帯では、見やすさはかなり重要視されています。
しかしながら、聞き取りやすさに関しての機能はあまり紹介されていません。
聴力が弱くなり、通話が聞き取りにくいと感じる方にもオススメできます。
らくらくスマートフォンは、通話の声の設定で、「はっきりボイス」「ゆっくりボイス」という機能が備わっています。
今まで電話の声が聞き取りにくく、会話が億劫だな…と思っていた方にもぜひ試してほしい機能です。
特徴③ シンプル
らくらくスマートフォンをオススメする理由は、なんといっても操作が簡単!という点です。
さすが、シニア向けの作りとなっています。単純明解で、操作の覚えやすさにびっくりするのではないでしょうか?
また、普通のスマホに比べ、独自のタッチパネルで押し間違いをしないように設計されています。思わぬ時に画面に指が触れてしまい、予想外の画面が表示されて戸惑うことも防げます。
らくらくスマートフォンを持つ際、気を付けるポイント3つ
ポイント① アプリが使いにくい…
多数のアプリをインストールしたいと思っている方にはらくらくスマートフォンはおススメできません。
普通のスマホのようにホーム画面にアプリのアイコンを並べることができないので、使いにくいと感じてしまうかもしれません。
ポイント② 家族が教えにくい…
家族に使い方を教えてもらうから大丈夫と、らくらくスマートフォンを選んでも、普通のスマホを使用している家族からすると、簡単スマホでも、使い慣れていないため教えにくいのです。
教えてもらえる環境であれば、家族と同じ機種にする事も選択肢に入れていいかもしれません。
ポイント③ 一度らくらくスマートフォンに慣れると、他のスマホに機種変更するとまた最初から…
使い慣れたガラケーから、らくらくスマートフォンに機種変更し、使いこなせるようになっても、普通のスマホを使いこなす事とはまた別です。
また一から操作を覚え直す必要があります。いづれ普通のスマホを使いたいのであれば、最初から普通のスマホを使うほうがオススメです。
70歳からはドコモがオススメ
ここまで解説した、らくらくスマートフォンですが、NTTドコモから販売されている機種です。
他社にもシニア向けのスマホはありますが、こんなにも簡単に操作を考えられた機種は唯一だと言えます。
そのためスマホに抵抗がある方には、ぜひドコモがオススメです。
実際に店舗へ行って手にとってみると、らくらくスマートフォンなら使えそう!
また、こんな活用法もあるんだ!という新たな発見もできるのではないでしょうか。実物を手に取ると、スマホデビューも近いかもしれません。
ガラケーからスマホに機種変更した方がいいの?
ガラケーは、これから使えなくなるの?いつまで使えるの?と思っている方も多いのではないでしょうか?
そもそもスマホを使わずに、ガラケーをずっと使えばいいのでは?と思いますよね。
使い慣れた機種から新しい機種に変えるのはストレスを感じます。
そのためずっと同じ種類の後継機を使っている方も多いのではないでしょうか。
機種変更するタイミングは人それぞれですが、最近では機種変更するたびにガラケーの種類が減っていることに気付いていますか?
携帯3大キャリアの、au・Softbank・docomoでは3G回線の終了を発表しています。
すでにauは、2022年3月で3G回線を終了しています。
Softbankは2024年1月、docomoでは2026年3月で終了予定です。
携帯会社によっては二つ折り携帯に対して修理が終了したり、ガラケーに関するサービスが終了したりと、サポートが手薄になっています。
今後3Gのサービスは終了を迎えるので、シニア層もスマホを持つ人が増えています。そのため、携帯を持ち続けるならスマホという選択肢になってしまいます。
【番外編】70歳からでも楽しめるゲームアプリ
操作が簡単なゲームアプリ3選
①ディズニーツムツム
指でなぞるだけの操作で、子供から大人まで幅広く人気のゲームです。適度な脳トレになります。ディズニーキャラクターの可愛さもあり、ハマる大人が続出しています
iphone
https://apps.apple.com/jp/app/id724594093
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.LGTMTM
②ポケモンGO
世界中で大人気です。散歩をしながらポケモンを発見するゲームなので運動不足を解消できます。基本操作はフリックのみです。
※画面を見ていると車に気づきにくいので要注意!!
iphone
https://apps.apple.com/jp/app/pok%C3%A9mon-go/id1094591345
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.nianticlabs.pokemongo&hl=ja
③脳トレHAMARU
TV番組のワールドビジネスサテライト(WBS)で、紹介されたゲームです。子供の計算の練習として使われるアプリでもありますが、脳トレで認知症や、アルツハイマー病の予防にも効果的とされています。
iphone
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.studioms32
ここで紹介したアプリは、3世代で利用できるアプリです。お孫さんと一緒に楽しめるのはもちろん、会話もはずみ生活を豊かにしてくれるスマホならではの活用法です。
シニア向けアプリ
①LIFE360
iphone
https://apps.apple.com/jp/app/id384830320?ign-mpt=uo%3D4
android
https://appli-world.jp/items/3110?image_id=132377
②iシェアリング
iphone
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.isharing.isharing
この2つのアプリは、家族の居場所を確認するための見守りアプリです。見守りアプリには数種類あるので、用途にあわせて選択できます。
③万歩計「毎日歩こう 歩数計Maipo(マイポ)」
スマホを持って歩くだけで自動計測できる万歩計アプリです。アプリを起動し、その後はポケットやカバンに入れておくだけです。自動で、歩数、距離、消費カロリー、時間を計測してくれます。
iPhone
android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.urecyworks.pedometer
④「血圧ノート」
毎日の血圧や服薬状況などを記録する、血圧管理アプリです。1日に何回でも血圧を記録することができます。一目で血圧の状況と服薬状況がわかるようになっています。
曜日別や、時間帯別の血圧平均値も出すことができます。
androidのみ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.gr.java_confi.kutze02.bloodpressure&gl=US
このような健康に特化したアプリは、家族の方が健康状態を管理するにも便利なので積極的な活用法といえます。
70歳からのスマホはらくらくスマートフォンのまとめ
同じスマホでもらくらくスマートフォンは別の機種と考えてよいといえます。
ガラケーを使っている方は、3G回線の終了に向け機種変更の際には必ずと言っていいほど、スマホをオススメされると思います。
少しでも操作が簡単にできるスマホを選びたい方は、らくらくスマートフォン一択ではないでしょうか?
今までガラケーを使っていた方が、戸惑わないようにデザインされているだけあって、初めて持つスマホにしては、抵抗なしに使える機種といえます。
また、無駄な機能を搭載していないので、シンプルを重要視されたスマホだと言えます。
どこの携帯キャリアにも、シニア向けのスマホはありますが、中身は普通のスマホと同じようです。
また、携帯ショップではスマホ教室を開催しています。操作方法など、分からない点があれば直接ショップで聞くこともできます。
誰でも慣れると使いこなせるようになるので、ぜひスマホデビュー、チャレンジしてはいかがでしょうか。