防犯上、夜寝るときに窓を閉める人は多いですよね。
ただ「雨戸まで閉めなきゃだめ?」と思う人は多いんじゃないでしょうか。
雨戸を閉めないで寝る人もいる?
雨戸を閉めない理由は?
閉めなくても大丈夫?
雨戸を閉めないで寝るかどうか迷っている人の疑問を調査しました。
雨戸を閉めないで寝る人は意外といる?
実は、夜になっても雨戸を閉めない人は意外と多いようです。
毎日雨戸を閉める人からすれば、ちょっとびっくりかもしれませんね。
我が家は雨戸を閉める派ですが、確かにご近所には夜になっても窓から明かりが漏れているおうちが多い印象です。
最近はもともと雨戸が付いていない家もありますが、雨戸が付いているのに閉めない人にはどんな理由があるんでしょう?
雨戸を閉めないで寝る理由は?
雨戸を閉めないで寝る人たちには、こんな理由があるようです。
①雨戸を閉める習慣がないから
②雨戸を閉める必要を感じないから
③雨戸を閉めるのが好きではないから
④雨戸を閉めるのが負担になるから
⑤雨戸の閉め方がわからないから
共感できそうな理由はありますか?
1つ1つご紹介しますね。
【理由①】雨戸を閉める習慣がないから
特に北海道や東北には、雨戸のない家が多いそうです。
家に雨戸がなかった人には、当然雨戸を閉めて寝る習慣がありません。
関東など別の地域に移ってきた北海道や東北出身の人は、雨戸のある家に住むようになっても閉めて寝ないことがあるようです。
- 台風の被害が少ないから
- 冬は凍結して窓が開けられなくなるから
【理由②】雨戸を閉める必要を感じないから
雨戸には、おもに3つの役割があります。
- 雨や風による被害を防ぐ
- 寒さを防ぐ
- 泥棒や強盗の侵入を防ぐ
雨風や泥棒に対して十分に対策ができていれば、雨戸を閉める必要はないとも言えます。
雨風の対策ができている?
台風の被害が少ない地域に住んでいるから、雨風対策としての雨戸の必要性をあまり感じないという人もいるようです。
防寒対策ができている?
最近は、断熱効果に優れた構造の住宅も多くなりました。
昔とくらべて、各家の暖房設備も整っているでしょう。
雨戸を閉めなくても防寒対策は問題ないというおうちもありますよね。
防犯対策ができている?
しっかりと防犯対策ができていれば、雨戸を閉める必要はないという考えの人もいます。
いちいち雨戸を閉めることで、逆に泥棒や強盗に情報を与えてしまうのを心配する声も。
就寝時間や家族の留守がわかってしまうので、あえて雨戸を閉めないで寝る・出かける人もいるそうです。
【理由③】雨戸を閉めるのが好きではないから
こんな理由で、雨戸を閉めたくない人もいます。
- 閉塞感を感じる
- 朝になっても太陽の光が入らない
- 開け閉めするときの音がうるさい
雨戸を閉めると、部屋を息苦しく感じる人もいるようですね。
差し込む太陽の光で目覚めたいという理由で雨戸を閉めないで寝る人も。
開閉時の音を嫌がる気持ちは、わかる気がします。
私も雨戸を閉めるときは、できるだけ大きな音がしないように気をつかいます。
【理由④】雨戸を閉めるのが負担になるから
雨戸を閉めるのって、ちょっと面倒ですよね。
忙しい毎日を送っている人にとっては、毎日雨戸を開け閉めする時間がもったいなく感じられるかもしれません。
重たい雨戸を動かすのが、体の負担になるケースもあります。
雨戸ってシャッターを上げたり下ろしたりするだけじゃないの?
シャッタータイプでも、大きな窓なら雨戸の上げ下ろしは意外と大変です。
また、雨戸には引き戸タイプのものもあります。
古い家に設置されている数枚の木の板を並べるタイプの雨戸なんて、重たくて大変だと思いますよ。
【理由⑤】雨戸の閉め方がわからないから
意外ですが、閉め方がわからないという声もありました。
先程ご紹介した木の板を並べるタイプの雨戸。
私も祖父の家で開け方や閉め方がわからなくてオロオロした記憶があります。
古い雨戸だと、鍵の形状があまり見たことがないタイプの場合も。
築年数の古い家に引っ越した人が「閉め方がわからないから閉めない」というケースもあるようです。
雨戸を閉めないで寝ても大丈夫?
十分な対策ができていれば、雨戸を閉めなくても問題ないという考え方もあります。
対策が十分ではないと感じたら、やはり雨戸を閉めるのが安心かもしれません。
十分な対策ができているか
先に触れたように、雨戸には次の役割があります。
- 雨や風による被害を防ぐ
- 寒さを防ぐ
- 泥棒や強盗の侵入を防ぐ
これらの対策が十分であれば、雨戸を閉めないで寝ても問題ないですよね。
- 雨風に強い窓ガラスを採用する
- 雨風が強いときだけ雨戸を閉めて寝る
- 断熱効果の高い家に住む
- 防犯フィルムや二重ロックで防犯対策をする
雨戸を閉めると効果がアップすることも
雨戸を閉めると、防犯対策などの効果がいっそう高まる可能性もあります。
シャッタータイプの雨戸をきちんとロックしておけば、侵入までに時間や手間がかかります。
強風による飛来物で窓ガラスが割れると、破片が飛び散って大変危険です。
雨戸には、ガラスの破片による被害を防ぐ役割も期待できます。
雨戸を閉めることで、雨風や防犯の対策効果がアップする可能性はありそうです。
完璧な対策なんてなかなかできないですもんね。
女性の一人暮らしの場合
集合住宅で一人暮らしをする場合、部屋が1階の人はやはり防犯の意味で雨戸を閉めることが多いようです。
2階以上に住んでいる人の中にも、夜には雨戸を閉める人がいます。
- 電気が消える時間など、生活スタイルを知られたくないから
- カーテンを閉めていても影が映りそうで心配だから
最近は、物騒なニュースが多いですよね。
一人暮らしの女性には特に、何重もの防犯対策が必要なのかもしれません。
雨戸を閉める人の意外な理由とは?
災害対策や防犯目的以外でも、こんな理由で雨戸を閉める人がいます。
①防音効果があるから
②結露を防ぐ効果があると聞いたから
③紫外線を防ぎたいから
④巣作りをさせたくないから
それぞれご説明しますね。
【理由①】防音効果があるから
雨戸を閉めると、閉めていないときよりは防音効果があるように思います。
部屋で飲み会をするときなど、自分たちの声が外に漏れるのをできるだけ防ぐために雨戸を閉める人がいるようです。
工事の音がうるさいなど、外から入ってくる音を遮断したくて雨戸を閉めるケースもあります。
【理由②】結露を防ぐ効果があると聞いたから
雨戸を閉めると結露を防ぐ効果があるというのは、多くのウェブサイトで紹介されています。
実際に効果を感じた人もいるようです。
ちなみに、我が家は毎日雨戸を閉めて寝ますが、毎年ひどい結露に悩まされています…。
建物によって効果の程度には差があるのかもしれません。
【理由③】紫外線を防ぎたいから
室内にいても紫外線の影響があるというのはよく聞きますよね。
紫外線対策で雨戸を閉めている人もいるようです。
ただ、まったく日光を感じないのも健康的ではないような。
紫外線をカットするフィルムやカーテンを取り入れるのもいいかもしれませんね。
【理由④】巣作りをさせたくないから
意外とあったのが巣作り防止です。
「雨戸を開けっ放しにしていたら戸袋に鳥が巣を作ってしまった」
なんてことも実は珍しくないとか。
鳥だけでなくハチの巣ができてしまったり、コウモリが住みついてしまったおうちも。
生き物の巣作りを防ぐために、毎日開け閉めしている人もいるようです。
まとめ
- 雨戸を閉めないで寝る人は意外と多いようです。
- 雨戸を閉めないで寝る理由は、この5つがあります。
①雨戸を閉める習慣がないから
②雨戸を閉める必要を感じないから
③雨戸を閉めるのが好きではないから
④雨戸を閉めるのが負担になるから
⑤雨戸の閉め方がわからないから - 十分な対策ができていれば、雨戸を閉めなくても問題ないという考え方もあります。
- 対策が十分ではないときや一人暮らしの女性は、やはり雨戸を閉めるのが安心のようです。
- 雨戸を閉める人には、こんな理由もあります。
①防音効果があるから
②結露を防ぐ効果があると聞いたから
③紫外線を防ぎたいから
④巣作りをさせたくないから
雨戸を閉めないで寝る理由をご紹介しましたが、共感できるものはありましたか?
最近は雨戸の必要性についていろいろな意見があるようです。
災害や犯罪から自分と家族の身を守ることを一番に考えたいですね。