なぜなくならない? ベルマーク集めがバカバカしいとまでいわれる理由

お子さんが通っている小学校は、ベルマーク運動に参加していますか?

食品や文房具のパッケージに付いているマークをせっせと集めたのに、肝心の回収日に持たせるのを忘れたりするんですよね。

実はこのベルマーク運動、保護者の間であまり評判がよくないことも多く「バカバカしい」と言う人までいる始末。

ベルマーク集めがバカバカしいとまで言われるのはなぜなのか?
廃止すべきという声も聞こえてくるのに、ベルマーク集めはなぜなくならないのか?

ベルマークの不思議について調べてみました!

目次

そもそもベルマークを集めるとどんなメリットがあるの?

そもそもベルマーク運動ってどんな仕組み?
ベルマークを集めると、何がもらえるんですか?

ベルマークを集めると、1点を1円として学校で使う商品の購入に使えるというメリットがあります。

集めたベルマークで商品を購入できる

協賛会社の商品に付いているベルマークを整理して「ベルマーク教育助成財団」に送ると、その点数分が学校ごとに「ベルマーク預金」として積み立てられます。

たまったベルマーク預金は、1点1円の換算で学校で使う商品の購入に使えます
購入できる商品は、テレビやウォータークーラー、ボールや一輪車など多岐にわたります。

子どもたちのために

「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」

引用元:ベルマーク教育助成財団

ベルマーク運動は、こんな願いをもとにスタートした活動だそうです。

ボランティアの力で各学校に備品をそろえるのと同時に、購入金額の1割は自動的に寄付され、被災した学校の支援などに使われるといいます

個人の買い物にも使える?

ベルマークを集めて商品を購入する仕組みに参加できるのは、学校単位の団体に限られます
「個人でベルマークを集めて自分自身で使うための商品を購入する」ということはできません。

個人の買い物には使えないのです。
個人で集めたベルマークは、学校やベルマーク教育助成財団に寄贈すると誰かのために役立てることができます。

まとめ
  • ベルマークを集めると、1点を1円として学校で使う商品の購入に使えます。
  • 個人の買い物にベルマークを使うことはできません。

ベルマーク集めが「バカバカしい」といわれるのはなぜ?

ベルマークを集める運動、PTAの間では評判がよくないことも。
「バカバカしい」とまで口にする人がいるのはなぜでしょう?

ベルマーク集めがバカバカしく感じられるのは、仕分けや集計に手間がかかるわりに得られる額が少ないことが理由のようです。

効率が悪いと感じる人が多いのでしょうね。

「バカバカしいほど効率が悪い」

積極的に参加している学校もあるようです

子どもたちのためにという目的は素晴らしいものだし、学校の備品の購入に使えるなら意義もあるように思えるベルマーク集め。

しかし、「バカバカしい」「廃止すべき」なんて厳しい声も聞こえてきます。
「バカバカしいほど効率が悪い」のが、その理由のようです。

意外と大変、ベルマーク集め

ベルマークをめぐる作業について、「商品に付いているベルマークを切り取って学校に持っていくだけでしょ?」なんて思う人もいるかもしれません。

しかし、PTAでベルマークの集計を担当した経験がある人ならわかるはず。
あの作業って、意外と面倒なんですよね。

大量のベルマークを仕分けて集計

ベルマークはただ集めて送ればいいわけではなく、商品の会社ごとに仕分けしておく必要があるんです。
集められた大量のベルマークを1枚1枚確認するわけです。

小さいもの、折れ曲がったもの、混同しやすいもの、ベタベタしたもの。
それぞれに苦労しながら仕分けが終わったら次は集計です。

仕分けしたベルマークの枚数を数えて点数を計算し、明細を記入してやっと作業終了です。

手間がかかるわりに集まる点数は高くない

子どものころに集めたベルマークを思い出してもらうとわかるように、1枚の点数は決して高いものではありません。
4点や5点のマークを見つけると、ちょっとテンションが上がるくらいです。

たいていが1点、中には0.5点など1点未満のものもあります。
1点未満のものは数えるのが大変なのに、集計してもなかなか大きな額にはなりません。

労力に見合っているのかという疑問

大量に集まったものを手間と時間をかけて集計しても、大きな額にはならないベルマーク。

私も集計を担当したことがありますが、正直なところ「労力に見合っているんだろうか」と疑問を持ちながらの作業でした。

仕事を休んで参加している役員もいます。
休んだパートの時給を考えると、バカバカしくなるのもちょっとわかる気がします。

まとめ
  • ベルマーク集めは仕分けや集計に手間がかかるわりに得られる額が少なく、その効率の悪さをバカバカしいと感じる人もいるようです。

ベルマーク集めは廃止すべき? 参加をやめた学校はある?

そんなに効率が悪いなら廃止したほうがいいのかな。
実際にベルマーク集めをやめた学校はあるんですか?

ベルマーク集めをやめた学校もあります。
ベルマーク運動に参加している学校の数は、年々減っているそうです。

そうなんだ。
やっぱりベルマーク集めは廃止すべきなのかな?

必要な備品をそろえるために、ベルマーク集めを続けている学校もあります。
廃止すべきかどうかは、学校や地域の状況によって答えが変わってくる問題なのかもしれません。

参加学校数は徐々に減少している

ベルマーク教育助成財団が公開しているデータによれば、近年、参加学校数は緩やかに減少しているようです。

参加学校数が減少している理由

参加学校数の減少には次のような理由があるといわれています。

参加学校数減少の理由
  • 少子化による学校数の減少
  • コロナ禍による活動取りやめ
  • PTAの要望による参加取りやめ

もっとも多いと考えられているのは、少子化による学校数の減少です。
合併したり廃校になったりと、学校そのものが少なくなっているようです。

コロナ禍の影響もあるといいます。
コロナ禍の生活に対応するために、PTAもできる限り密を避けての活動となりました。

学校に集まっての作業が難しくなったため、ベルマーク集めを取りやめる学校が増えたそうです。

PTAの要望で参加を取りやめる学校もある

学校数の減少やコロナ禍はやむをえないケースですが、PTAの要望でベルマーク集めを廃止した学校もあるようです。
やはり、仕分けにかかる時間と労力が保護者の負担になっていたケースが多いといわれています。

その一方で、予算内で備品をそろえるのは難しいと、工夫しながらベルマーク集めを続けている学校もあります。
ベルマーク集めを廃止すべきかどうかは、地域や学校によってちがった答えがある問題なのかもしれません。

まとめ
  • ベルマーク運動に参加している学校の数は、年々減っています。
  • ベルマーク集めを廃止すべきかどうかは、学校や地域の状況によって答えがちがうと考えられます。

ベルマーク集めは、なぜなくならないの?

減少傾向とはいえ、ベルマーク集めを続けている学校はまだ多いんですよね。
ベルマーク集めは、なぜなくならないんだろう?

ベルマーク集めがなくならない理由として考えられるのは、次の3つです。

  • 伝統的な活動だからなんとなく続けている
  • 子どものためになる活動だから廃止しにくい
  • 予算内で備品をそろえるのが難しい

今も7割近くの小学校が参加している理由

ベルマーク教育助成財団によれば、ベルマーク運動に参加している小学校は今も7割近くにのぼるといいます。
バカバカしいという声も多い中、ベルマーク集めがなくならない理由は何でしょう?

伝統的な活動だからなんとなく続けている

例えば自分がPTAの会長や役員になったとして、これまでずっと続いてきたいわば伝統的ともいえる活動を廃止することができるでしょうか?

何かを変えるのは大変です。
「廃止すべきでは?」と思う人がいても、なんとなくそのままになっているケースも多いと考えられます。

子どものためになる活動だから廃止しにくい

備品の購入につながるベルマーク運動は、学校のため子どものためになる活動です。
そのうえ被災した学校の支援につながることもあるといいます。

そういった子どもたちのためになる活動を「大変だから廃止にしましよう」とは、なかなか切り出しづらいことも想像できます。

予算内で備品をそろえるのが難しい

前述したように、限られた予算内でそろえるのが難しい備品を購入するために、ベルマーク集めを続けている学校もあります。

子どもたちが仕分けを担当するなど、PTAに負担が集中しない仕組みをつくっているところもあるようです。

まとめ

ベルマーク集めがなくならない理由は、

  • 伝統的な活動だからなんとなく続けている
  • 子どものためになる活動だから廃止しにくい
  • 予算内で備品をそろえるのが難しい

などが考えられます。

まとめ

  • ベルマークを集めると、1点を1円として学校で使う商品の購入に使える
  • 個人の買い物にベルマークを使うことはできない
  • ベルマーク集めは手間がかかるわりに得られる額が少なく、その効率の悪さをバカバカしいと感じる人もいる
  • ベルマーク運動に参加している学校の数は、減少傾向である
  • ベルマーク集めを廃止すべきかどうかは、学校や地域の状況によって答えが変わる問題である
  • ベルマーク集めがなくならない理由には、「伝統的な活動だからなんとなく続けている」「子どものためになる活動だから廃止しにくい」「予算内で備品をそろえるのが難しい」などがあると考えられる

保護者にとって負担が大きいなら、廃止を検討するのも1つの手段かもしれません。
備品の購入や被災地の支援には寄付を募るなど、忙しい保護者も協力しやすい方法が考えられたらいいですよね。

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