Twitterのプレゼント企画は本当?安全?罠?調べてみた!知らないと簡単にカモリスト入り!

Twitterに溢れるプレゼント企画。
大手の企業から個人まで山ほど企画されているので、ツイッターユーザーならみたことあるはず。
プレゼントの種類も自社商品からギフト券、現金などさまざまです。

そんなプレゼント企画、本当に当たるのか気になりませんか?
応募してみたいけど、その後どうなるか気になるという人は一緒に記事を読んでみてください!
Twitterのプレゼント企画の姿が見えてきますよ。

目次

Twitterのプレゼント企画は何が目的?

Twitterのプレゼント企画は何が目的?

Twitterのタイムラインには色々なプレゼント企画が表示されています。
200人程度しかフォローしていない私のツイッターでも、ぱっと見ただけでプロモーションを含め5つはありました。
プレゼント企画にはどんな目的があるのかお伝えしますね。

大手企業がやる目的

企業がプレゼント企画をする目的は「知ってもらうこと」「お客さんを集めること」です。

Twitterは簡単にリツイートできるのが最大の武器。
投稿がリツイートされることでフォロワーから別のフォロワーへどんどん広がっていくので、使わない手はありません。

日本のツイッターのアクティブユーザー数はおよそ4500万人。(2017年10月時点)

Twitterは短時間で、手軽にアナウンスができる画期的な広告ツールなのです!

多くの企業で応募の条件として指定しているのがこちら。

  1. アカウントをフォロー
  2. 対象投稿のリツイートか専用ハッシュタグで投稿

フォロワー数を増やすと共に、リツイートしてより多くの目に留まるようにするという2段構えです。

プレゼント企画でフォローしてもらえれば、企画が終わってもそのままフォロワーを続けてくれる人は少なくありません。

フォロワーでいてくれれば、将来にわたって広告を目にし自社製品を買ってくれることに繋がっていきます。

多くの企業では「効率の良い広告宣伝活動」として定期的にプレゼント企画をして、フォロワー数を増やすよう頑張っているんですね。

個人がやる目的

Twitterのプレゼント企画としては、ZOZOの創業者である前澤友作さんの企画するお金配りが有名ですね。
前澤さんを個人と表現するには規模が大きすぎますが、ツイッターには個人アカウントでもたくさんのプレゼント企画があります。

趣味や社会貢献として

善良な方が企画しているプレゼント企画。
自分で作ったものを知ってほしいハンドメイド作家さんなど「手作りのもの」をプレゼントすることが多いです。
稀ですが、純粋に社会貢献したいという方もいます。
インフルエンサーが何かのアンバサダーになった記念に、販促活動を兼ねてプレゼント企画する場合もあります。

詐欺やアカウント売買目的

プレゼント企画の大多数が詐欺と言って良いでしょう。
FX、不動産、仮想通貨、若手実業家、年収○億といったおなじみの肩書きをうたっていることが多いです。
特にアップル製品やゲーム機、ギフトカードや現金などがプレゼントとなっていたら、ほぼ確実に詐欺と思ってかまいません。

「当選」したというDMから氏名、住所、連絡先を聞いてきます。
教えたらそのままアカウントをブロックされておしまいです。

フォロワーを稼いでアカウントを売ったり、手数料を払わせて音信不通といったことも横行しています。

プレゼント企画に応募したあと

プレゼント企画に応募したあと

Twitterのプレゼント企画に応募するときは必ずフォローが必要です。
その後で「プレゼント企画のツイートをリツイート」「ハッシュタグをつけてツイート」と言った拡散まで行うことがセットです。

プレゼント企画に「当選」した後の一例をお伝えしましょう。

アカウント主から「当選した」というDMが来ます。
ここで聞かれるのが個人情報。

  • 氏名
  • 住所
  • 連絡先

詐欺案件だけでなく普通の個人の方からのプレゼントであっても、商品配送をするために聞かれますよ。

口座番号やクレジットカードの番号まで聞いてきたり、LINEの友だち登録を迫ってくることがあったら間違いなく詐欺です!!

詐欺案件に個人情報を教えてしまったら最後!
すぐにあなたはTwitter上でブロックされ、アカウント主と連絡は取れなくなることでしょう。

企業案件や、昔から活動をしているといった信頼のおけるアカウント以外からのプレゼントは応募しない方がいいでしょう。

プレゼント企画詐欺の目的

「社長 お金配り」でアカウント検索した結果

画像は、私が「社長 お金配り」でアカウント検索した結果です。
いくらスクロールしてもいつまでも続きます。
お金配りをするという人たちは山ほど出てきます。

日本にはたくさんお金配りをしてくれる社長がいるんですね……

手数料を払わせる

当選連絡がきたあと「配送料が必要」「手数料が必要」と先に入金を迫ってくるパターンです。
あまり大きな額ではないことも多く、つい払ってしまう人も。
入金するとそのまま音信不通となります。

口座番号やクレジットカード番号などを聞いてくることもあります。

アカウントを売る

Twitterのフォロワー数は財産です。
フォロワーが多いアカウントは信頼できるように見えますよね。

プレゼント企画に合わせてアカウントをフォローさせ、ある程度フォロワーがついたところでアカウントを売ります。
フォロワーが多くついたアカウントは、裏で高額でやりとりされているんです。

フォロー先に、いつの間にかプロフィールも名前も大きく変わっていたアカウントはありませんか?
もしかしたら、それは詐欺アカウントかもしれませんよ。

カモリストの作成

詐欺案件に個人情報を渡してしまったら最後!カモリスト入りです。

特に気をつけたいのがLINEグループへの参加。
LINEは匿名のTwitterと違って、個人の大事な情報が詰まっています。
あなた個人が、詐欺グループにカモとして認識されるリスクが高くなるので絶対に登録しないようにしましょう。

特にお金配り系に応募する人は「生活に困っている」と読み替えられて、次から次へ詐欺案件を紹介されるハメに。
「スマホで1日30万円稼ぐ!」といった情報商材の販売や、訳のわからない投資、闇金のDMがわんさかとくることでしょう。

これに乗ってしまったら借金まみれの未来もありえます。

詐欺の企画に引っかからないために

詐欺の企画に引っかからないために

一見すると、どれも丁寧な文章と画像が用意されているので詐欺案件には見えません。
でも疑う力をつけておけば、ある程度見抜けるようになります。

画像はフェイク!

高額商品や現金など、裾野を広くしたプレゼントは多くの人の関心をひきます。
そんなアカウントが必ず載せているのが、札束や銀行口座の残高スクショ画像。

画像は、いくらでも加工できます!!!!

よく目にする札束は、余興用として売っています。

余興用の札束
参照:Amazon

銀行口座や通帳の数字は画像加工アプリで素人でも簡単に作れますし、高額商品の空箱はいくらでもフリマサイトで用意できます。

相手は騙すためにさまざまな手を使ってくることを理解しておきましょう。
画像はなんの安心材料にもなりません。

アカウントチェックはしっかりと!

プレゼント企画のアカウント主のチェックも必ずしてください。
アカウントは凍結されてもいくらでも作ることができます。
同じ名前で複数アカウントがないかもチェックしましょう。

  • 同じ名前で複数アカウントないか
  • どんな人がフォローしているのか
  • 当選者の声はあるか
  • 投稿に一貫性があるか
  • 最近できたアカウントではないか

どれか一つでも不審な点があったら、距離を取ることをおすすめします。

まとめ

よく目にするTwitterのプレゼント企画は本当なのか見てきました。

  • 企業案件はTwitterの拡散力を使って「認知」や「集客」することが目的
  • 個人案件の現金や高額商品のプレゼントは詐欺と思って間違いなし
  • 詐欺案件は個人情報採取とフォロワー集めが主な目的
  • 画像は加工できるし、Twitterアカウントは売買されていることを知っておく!

「ただより高いものはない」というのは本当です。

安易に応募して、あなたの情報を吸い上げられないよう注意していきましょう。

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