寝ている間のオムツ漏れ。
色々な種類のオムツを試してもなぜか漏れてしまうこと、ありますよね。
「今夜こそは」という願いも虚しく漏れてしまうと、ほんとに辛いです。
そして、オムツ漏れをすると、服を着替えさせないといけないので、子どもを起こしてしまうことも
可哀想ですよね。
何より、オムツ漏れの最大の後悔といっても過言ではないのが、「お布団」にまでおしっこが浸透
してしまった時。
夜中、親も眠い中、お布団が塗れていることが分かったときの脱力感といったら。。。
オムツ漏れは、子どもにも、お父さんお母さんにとっても極力無くしたいものです。
まずはオムツ漏れの原因を一緒に探ってみましょう。性別や寝方なども関係があるのでしょうか。
そして、可能な限りの対策を知って、子どももお父さんお母さんも、今夜からぐっすり眠れるように
しましょう。
なぜオムツを履いているのに漏れてしまうのか?
オムツの吸収性には目を見張るものがありますが、なのに、なぜ漏れてしまうのでしょうか。
オムツメーカーの宣伝を見ていると、「夜のおしっこも、ゆるゆるうんちも大丈夫」とか「動いてもよ
れずに体にフィット」「寝相の悪い赤ちゃんも大丈夫」とか、これは期待出来そうだなと、オムツ選
びにも力が入ると思います。
でも、その想定範囲を越えてくるのが、育児だなと、私も日々感じています。
オムツの機能をもってしても防ぎきれない原因があるみたいです。
オムツが体型にあっていない
ぽっこりおなかの体型だと、オムツをはいたときにオムツの前側が短くなってしまいます。特にう
つぶせ寝だとオムツの前側の役割が大事になるのでその前側が短いということは漏れる可能性
が高まります。
また足やおなか回りが細い体型だと、オムツの種類によっては、隙間が出来やすいということも。
オムツがずれている
オムツが寄れている、ずれているということも原因として考えられます。
オムツを履かせた時に体の中心とオムツの中心が合っていないままになっているなんてこともあ
り得ます。
寝返りやはいはいを覚えた赤ちゃんのオムツ替えは時間勝負ですから、履かせた後の確認まで
出来ないこともありますよね。
また2才児くらいになって自分でオムツを履きだすと、案外ずれたまま寝ているなんてことも考え
られます。
オムツのギャザーが立っていない
オムツを履かせるときに、お腹の部分をしっかり伸ばして、股のところもしっかり広げて、と確認す
るところまではしていても、実はオムツは中のギャザーが機能することが大事なんです。
ギャザーは防波堤のようなもの。ギャザーが機能しないと、横漏れの原因にもなります。
履かせた後にオムツの中を覗いて、ギャザーが立っているかの確認をするとなると、やはりオム
ツ替えは大変ですね。
おちんちんが上や横を向いている
オムツを履かせるときに何らかの拍子で、おちんちんが上向きや横向きになってしまうと、尿はオ
ムツの外に向かって勢いよく放出されるため、オムツ漏れは防ぎきれません。
オムツの吸収可能量を越えた
夜は、親もぐっすり寝てしまうと長時間オムツを替えられないこともあります。するとオムツの吸収
力を越えてしまい漏れることも。
また、たくさん水分をとった日や汗をかかないような日はおしっこの量が多くなるので、オムツの
吸収力を越えやすいです。
うつぶせ寝だと、お腹側におしっこが流れやすくなる
オムツは構造上、背中側により多くの吸収ポリマーが入っています。
これは、おしっこが出たら、お尻に沿って背中側に流れることを前提として、設計されているため
です。
でも、うつぶせ寝だと吸収ポリマーが少ないお腹側におしっこは流れます。
すると、どうしても、漏れやすくなるのです。
今日から安全!漏れ対策7選
まずは、オムツ対策から
- ①オムツのサイズを見直す
-
足回りや腰回りに隙間があって漏れている場合は、オムツのサイズを検討するのも効果的です。
でもあまり締め付けがきついと、汗疹(あせも)になったり、赤ちゃんだと足の動きを制限してし
まったりするので、ご注意ください。
なお、ユーザーの一般的な声として、スリムな作りのオムツ=パンパース、ムーニー、グーン
むちむちぽっちゃりお腹をカバーする作りのオムツ=メリーズ、マミーポコとなります。
あくまで、参考ですが。。 - ②夜専用のオムツを使用する
-
夜のオムツ漏れを軽減する救世主!
夜専用ということもあり、「6回分のおしっこの吸収力」と表示されているものもあります。6回分も吸収力があれば、親が夜中にオムツ交換出来なくても、なんとかなりそうですね。
夜専用オムツの代表格ムーニーの「オヤスミマン」は同じサイズのムーニーの「ムーニーマン」と
比べて120~140%の吸収力があるそうです。
また夜専用オムツは、漏れをガードするために、ウエストや足回りのギャザーが多いのも特徴で
す。
そして、うつぶせ寝のおなか漏れを防ぐ、ハイウエスト設計なんです。
頼り甲斐がありそうですね!! - ③うつぶせ寝が多いなら、オムツの前後をあえて逆に履く
-
うつぶせ寝はおしっこがお腹側に流れやすいので、吸収ポリマーのより多いオムツの後ろ側を前
にして履くのも効果があるかもしれません。 - ④吸収ライナーで補強
-
オムツを色々試してもやっぱり漏れてしまう場合は、生理用ナプキンのような吸収ライナーを使っ
てオムツを補強してみましょう。
前漏れしやすいお腹部分に吸収ライナーを横に貼り付けたり、横漏れしやすい部分に貼り付け
たりお試し下さい。
吸収ライナーはおしっこを吸ったあと、ライナーだけ取り除けばいいので、オムツの節約にもなり
ます。
ここからは、親が出来る対策として、
- ⑤夜のオムツ交換の回数を増やす
-
子どもが寝た後、親が寝る前にオムツが濡れていたら、そこで交換してしまいましょう。
また親が夜中にトイレに起きたタイミングでも、オムツを交換してしまいましょう。
どちらも、交換する側は睡魔が強くて早く終わらせたいところですが、交換した後はオムツの中ま
で覗いてギャザーをしっかり立たせておきましょう。
そして、男の子の場合はおちんちんの向きも下向きに整えておきましょう。 - ⑥子どもがぐっすり眠れる環境作りを
-
ぐっすり眠れば「抗利尿ホルモン」が出るため、寝ている間のおしっこの量が減ります。
ぐっすり眠るためには、昼間にしっかり動いて適度な疲労があることや、寝る前にはテレビなど交
感神経(興奮させる作用がある)を高まらせるものは控えることや、寝る部屋は出来るだけ静か
で暗く、適温であることなども大切です。 - ⑦寝る前に水分をたくさんとらなくていいように配慮を
-
午前中や日中に水分を多くとって、寝る前はお風呂上がりの喉の渇きを潤す程度にコントロール
できると、夜のおしっこの量が減るかもしれません。
でも、寝ている間にもおしっこ以外に、自然に水分は体の外に出ていますから、夜に脱水になら
ないように寝る前の水分量には気を付けましょう。
オムツ横漏れ対策として布団を濡らしたくない鉄板対策はこれだ!
どんなに工夫しても、漏れるときは漏れてしまうかもしれません。
漏れたことはショックですが、親の表情に出ちゃうと、子どもは悪いことをしたと思っちゃうかもし
れません。
オムツが漏れるのはある程度仕方ない!と腹をくくって、「せめて、洗濯しにくい布団だけはガー
ドする」と方向転換も必要ですね。
そこで、布団を濡らさない対策として、二つ。
防水シーツを利用する(出来れば完全防水)
子どもは布団の上を自由に転がって寝るので、布団のサイズと同じ防水シーツ(四隅に布団にか
けるゴムで固定できるもの)にしましょう。
でも、なかには防水シーツと表記があっても、完全防水ではないものがありますのでご注意くださ
い。なんといっても布団を濡らさないためには完全防水一択です!
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ところが完全防水シーツにしても、なぜか防水シーツがめくれたりズレたりしている端っこに子ど
もは寝ており、そこで悲しくもオムツ漏れすると布団は濡れることに。
防水ズボン&スカートを履いて寝る
やはり布団は絶対に濡らしたくないもの。
そこで最後の手段??防水加工のズボン&スカートが、たとえオムツ漏れしたとしても、ガードし
てくれます。
冬だったら、防寒になるからいいけれど、夏は暑いんじゃない?と思われたお父さんお母さん。
生地も色々な物があり、サラッとした肌触りのものを実際に保育園で使用していたりします。
また子どもが喜んで履きたくなるよう、デザインも工夫されています!
試してみる価値はありそうですね。
男の子のうつぶせ寝でオムツから漏れる!横漏れ!対策まとめ
- やはり男の子はうつぶせ寝だと、オムツの前漏れをしやすい傾向にある。
- 男の子はおちんちんの向きによって、前漏れも横漏れもしやすい。
- 夜用オムツを使用するなど、オムツ対策などを講じてもダメな場合は、オムツ漏れすることを前提に布団をガードする対策を。
- 完全防水シーツを使用する。
- それでもダメなら、防水ズボン&スカートを使用する。
子どもが寝ているときはオムツ漏れ以外にも色々と気になるものです。