共働きはいいことない?共働きってバカバカしい?妻が感じる不満とは

共働きか、専業主婦か。
どちらを選ぶかは、女性の人生において大きな決断のひとつですよね。
どちらを選ぶべきなのか、悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

「物価は高くなっていく一方だし、少しでも収入が多いほうが…」
そんなふうに考えて共働きを選択する人も当然いるはず。
共働きで頑張れば、生活は楽になるのでしょうか?

共働きだからこそのデメリットに直面することもあるでしょう。
夫婦の関係、お金の問題、妻にとって負担になりうるのはどんなこと?

今回は、妻が感じる不満など、共働きのマイナス面についてまとめてみました。
実際に共働きを始めてからぶつかってしまうことが少なくなるように、夫婦でよく話し合っておくきっかけになれば幸いです。

目次

「共働きはいいことない」って聞くけど本当?

収入が増えるなど、共働きにはもちろんメリットもありますが、

実際のところ、不満を感じている人も多いようです。

共働きって、そんなに大変なの…?

どんなことにもデメリットといえる一面はあるはず。
デメリットに対してどれだけ不満を感じるかは、その人自身や家庭の状況によって変わってくるでしょう。
強く不満を感じている人にとっては、「共働きは大変」「共働きはいいことない」という感想になるかもしれません。
実際に、SNSなどには、共働きに不満を持つ妻の声があふれかえっているようです。

妻が不満に感じるのはどんなところ?

共働きで頑張っている妻の不満に多いのは、

やはり、「家事育児の負担が妻のほうに偏っている」というものです。

「共働きなのに、家事や育児をするのはほとんど自分」という妻の嘆きは、残念ながらSNSにも多く見られます。
妻が働く場合、当然自分も家事育児の一部を担当することになるという点に気づかない夫もいるとか…。
家事育児の分担について夫婦間で十分に話し合っておくことができなかった場合、妻にとって共働きは、メリットが感じられない生活スタイルになってしまうのかもしれません。

以上のように、共働きに不満を感じている妻は多いようです。
では、具体的にどんなところに不満を持っているのでしょう?

共働きに対する妻の不満、具体的には?

たとえば、以下のような点に不満を持っている妻が多いようです。

  • 共働きなのに、家事育児をするのは妻ばかり
  • 夫の家事レベルが低い
  • なぜか夫だけ家事育児より自分の時間を優先
  • 子どもが病気になったとき、仕事を休むのはいつも妻

共働きなのに、家事育児をするのは妻ばかり

フルタイムで共働き、家計も折半なのに家事育児はほとんど私…

なぜ!? と思ってしまいますが、妻もフルタイムで働いているにもかかわらず、家事負担の激しく偏っている家庭が少なくないようです。
フルタイムでそうなら、妻がパート勤務の場合なんてどうなってしまうんでしょう…?
夫から家事育児の協力を得られないのは、なぜなのでしょうか。

理由その1 夫の仕事が忙しい

もちろん、夫たちも毎日忙しく働いています。
帰りも遅く、休みも少なく、家事育児に手が回らないという現実の前に、負担はすべて妻が受け止めなければならないことも。
家事育児が夫婦で分担できない場合、共働きを選択するのであれば、

  • 洗濯乾燥機などの時短家電をそろえておく
  • 夫のほかに協力者を確保しておく

などの対策が必要です。

理由その2 家事育児に対して夫婦の考え方にズレがある

妻も自分と同じように忙しいのをわかっていてなお夫に協力姿勢が見えない場合、お互いの考え方にズレがあることが考えられます。

  • 共働きであろうとなかろうと家事育児は妻の仕事
  • 家事育児は収入の少ないほうがすべて負担するもの

夫がこのような考えを持っていた場合、当然協力は得られませんよね…。
共働きを選択する前に、家事育児に対するお互いの考えを確認しておくのが重要です。

また、

「家事育児より疲れを癒すことを優先したい」

こんな考えの夫もいるでしょう。

もちろん、休息をとることは重要です。
それなら、家事代行や外食を利用するなど、お金で解決する方法も。
経済的な負担は大きくなりますが、仕事の疲れを癒したいのは妻も同じですもんね。

ただ、育児についてはお金で解決できないこともあるはず。
仕事、お金、心身の健康に子どものこと。
何を1番大切にするのか、夫婦間で十分に話し合っておきたいところです。

夫の家事レベルが低い

夫の家事レベルが低すぎて何も任せられない…結局私がやる羽目に…

家事を分担しようという意思は感じられるのに、夫の家事力がイマイチ頼りない…。
結局、妻は楽にならないという残念なパターンもあるようです。
共働きを選択するなら、夫がこなせる家事を把握したり、知らないことは覚えてもらったりしておくのも重要ですね。

共働きの生活が始まってからではお互い精神的に余裕がないことも。
相手に優しくなれる間に、準備を進めておければベストです!

なぜか夫だけ家事育児より自分の時間を優先

私は自分の時間もないのに、夫は飲み会や趣味を楽しんでいてモヤモヤする

共働きの妻。
仕事が終わったら休む間もなく家事育児ということも多くなります。
一方で、なぜか「仕事が終わったらあとは自分の自由時間」という認識の夫もいるようで…。

家事も育児もしないで好きなことをしているその姿は、妻にとってストレスになりますよね。
やはり、事前に夫婦の価値観について確認し合っておくことは重要のようです。

子どもが病気になったとき、仕事を休むのはいつも妻

私だって働いてるのに、当然のように母親が休むものだと思ってるのはなんで?

子どもの急な発熱は育児に付き物ですが、仕事を持つママは毎回本当に困りますよね。
特にコロナ禍では預け先を探すこともできず、自宅療養期間も長かったりと、苦労した人も多いのではないでしょうか。
共働きの場合、せめて夫と順番に休めたらいいのですが、なかなかそうはいかないようで…。

毎回妻が休まざるをえないのか、夫が協力することはできないのか。
必ず利用できるわけではないですが、病児保育というサービスもあります。
子どもが病気になったときのことも、事前に話し合って解決策を探っておきましょう。

以上のように、共働きで働く妻は、

  • 共働きなのに、家事育児をするのは妻ばかり
  • 夫の家事レベルが低い
  • なぜか夫だけ家事育児より自分の時間を優先
  • 子どもが病気になったとき、仕事を休むのはいつも妻

といった不満を感じていることが多いようです。
これらが積み重なると、夫婦仲の悪化につながることも。

実はこれが共働きの一番のデメリットなのかもしれません。
共働きで一生懸命働いた結果、夫婦がすれ違ってしまうなんて悲しいですよね。
事前にしっかりとコミュニケーションをとって、お互いの優先したいものについて確認してほしいと思います。

でも収入は増えるんだし、生活は楽になるよね?

「共働きなんていいことない」とはいっても、収入は確実に増えるし生活は楽になるのでは?
そうであってほしいところですが、実は共働きで収入が増えても、

専業主婦の家庭より、お金がたまらないこともあるようです。

専業主婦世帯と共働き世帯では世帯年収が同額でも、共働き世帯の方が金融資産保有率が低い傾向にあります。

引用元:LIMO [リーモ] | くらしとお金の経済メディア(2023年2月18日)
    (https://limo.media/articles/-/37244) 

共働きの家庭でお金がたまらない理由には、

  • 支出が増える
  • 家計を管理する余裕がない

の2点が考えられるといいます。

共働きで支出が増える?

生活を楽にするために共働きを選択したはずなのに、反対に支出が増えてしまうこともあるといいます。

共働きの場合、家事育児の負担を軽減する工夫は必須。
そのため、時短家電を購入したり有料のサービスを利用せざるをえないことも多く、支出が増えるようです。

また、子どもの教育費や海外旅行などにお金をかける目的で、共働きで一生懸命働いているのだという家庭もあるでしょう。

家計を管理する余裕がなくなる?

共働きの夫婦にとって、家計管理に時間を割くのはなかなか難しいかもしれません。
そのため、貯蓄に回すお金が思ったほど残らないという結果を招くことも。

一方で、専業主婦は家庭生活を運営していくのが役割ですから、家計管理も仕事の1つ。
時間や手間をかけて家計をやりくりし、支出を減らし貯蓄を増やすこともできるでしょう。

以上のように、
共働きの家庭が専業主婦の家庭にくらべて、必ずしも経済的に余裕があるわけではないようです。

働いても損した気分? 共働きはバカバカしい、しんどいと感じる理由

共働きで働いている人のなかには、共働きを「バカバカしい」と感じている人もいるようです。
その理由は、

共働きで必死に働いて税金も納めているのに、自分たちの生活は楽にならないからだといいます。

具体的にはどういうことなんでしょう?

頑張って働いているせいで助けてもらえないって、不公平じゃない?

共働き世帯だって、物価高に苦しんでいるのは同じ。
教育費にお金がかかるのも同じです。

お金がかかるのは子どもが小さいうちだけではありません。
大学進学が当たり前ともいわれる現在、子どもを私大に通わせるのは本当に大変です。
それが、子どもの人数分続くのです。

収入が多いからといって、生活が楽だとは限りません。
むしろ、生活が楽ではないから共働きで必死に働いているという家庭も多いのではないでしょうか。

それでも、収入の額が一定以上あるという理由で、給付金の対象にはならないのです。
一生懸命働いて税金を納めている家庭は助けてもらえない。
この現実が、「共働きはバカバカしい」という考えにつながっているようです。

まとめ

  • 共働きに不満を感じている人も多い
  • 共働きの妻は、「家事育児の負担が妻に偏る」「夫の家事レベルが低い」「夫だけ家事育児より自分の時間を優先する」「子どもが病気になったとき、仕事を休むのはいつも妻である」といった点に不満を感じていることがある
  • 共働きの家庭が専業主婦の家庭にくらべて、必ずしも経済的に余裕があるわけではない
  • 共働きで必死に働いて税金も納めているのに、給付金の対象にならないなど自分たちの生活は楽にならないことに不満を感じている人もいる

共働きか、専業主婦か。
どちらを選択するにしろ、事前に夫婦間でよく話し合っておくことが大切だと感じます。
一生懸命働いた挙句夫婦の気持ちがすれ違ってしまうなんて悲しいですよね。
お互いが優先したいものについて、じっくり確認してみるのがおすすめです。

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