3人目の子供が欲しいと思っているママのなかには、ご自身の年齢が気になり始めた人もいるのではないでしょうか。
年齢が進むと「何歳までに産んだほうがいいんだろう」なんて、だんだん不安になってきますよね。
そこで今回は、
- 3人目、何歳で産んだ人が多い?
- 何歳になったら諦めるべき?
- 30代後半で産んでも大丈夫?
など、3人目が欲しいママの年齢に関する疑問について調査しました。
3人目何歳で産んだ?出産時の平均年齢は?
3人目出産時の母親の平均年齢は、34歳だそうです。
意外と若いのかな?
平均年齢は34歳
厚生労働省の調査によると、第3子出産時の母親の平均年齢は34.0歳になるそうです(2021年)。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411609(2024年3月15日に利用)
1人目の出産年齢が上がっていると聞く昨今。
3人目の出産年齢ももっと高くなるのかと思っていましたが、思ったより若い印象です。
とはいえ5年前、10年前とくらべると、やはり平均年齢は徐々に上がっているようです。
36.6%が30代後半で3人目を出産
もちろん、34歳より上の年齢で3人目の子供を出産した女性もいます。
2021年に3人目の子供を出産した女性のうち、約36.6%が35〜39歳だったそうです。
30代後半に差し掛かってから3人目を出産する女性も、少ないわけではないようですね。
40代以上で3人目を出産した人も、全体の1割弱います。
第3子出産時の母親の年齢 | (%) |
---|---|
20代以下 | 約17.6 |
30代前半 | 約36.4 |
30代後半 | 約36.6 |
40代以上 | 約 9.4 |
3人目出産時の父親の平均年齢は?
では父親の年齢はどうでしょう。
厚生労働省の調査によると、第3子出産時の父親の平均年齢は35.9歳になるそうです(2021年)。
母親とは1〜2歳の差ですね。
ママとパパで大きな年齢差があるわけではないようですね。
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411609(2024年3月15日に利用)
- 3人目出産時の母親の平均年齢は、34歳です。
- 3人目出産時の父親の平均年齢は、35.9歳です。
- 30代後半に3人目を出産する女性も少ないわけではないようです。
3人目を諦めるべき年齢は何歳?
3人目を諦めるのに、明確な年齢の基準があるわけではありません。
一方で、35歳ごろから不安を感じ始める人が増えるように思います。
35歳ごろから感じる不安
3人目の妊娠について「35歳になったら諦める」「40歳になったら諦める」といった明確な年齢の基準があるわけではありません。
その一方で、35歳ごろから不安を感じる人が増えるのには、以下のような理由があるようです。
- なかなか妊娠できない
- 体力の衰えを感じ始める
なかなか妊娠できない
不安を感じる理由の1つに、なかなか妊娠できないケースがあります。
3人目がほしいのに妊娠できないまま年齢が進むと、不安になってきますよね。
体力の衰えを感じ始める
30代も半ばをすぎると、体力面の不安を感じ始める時期でもあります。
体力が落ちてきたのを感じる場面、疲労の回復に時間がかかるようになったのに気づく場面が増えるかもしれません。
この先3人目を出産したとして、育児をこなせるのかどうか心配になる人も増えてくるのでしょう。
- 3人目を諦めるのに、明確な年齢の基準があるわけではありません。
- 35歳ごろから3人目の出産に対して不安を感じ始めるのには、なかなか妊娠できなかったり、体力の衰えを感じ始めたりという理由があるようです。
35歳以上で3人目の出産育児、大変ですか?
1人目、2人目の出産時にくらべて、30代後半の3人目出産・育児が体力面で大変だと感じる人は多いようです。
体力の衰えを感じる場面は多い
30代後半以降に3人目を出産した場合、1人目や2人目のときとくらべると、体力の衰えを感じる場面は多いといいます。
明らかに1人目2人目3人目の順できつくなる。
1日が終わるともうぐったり……20代のころはまだ元気が残っていた気がする。
体が疲れると精神面に影響することもありますし、大変ですよね……。
経験や家族の協力でカバーできることも
体力的に大変だと聞くと心配になりますが、3人目出産育児を経験したママからは「体力面の不安はカバーできる」という声も聞こえてきます。
経験でカバー
これまでの経験があるので、1人目や2人目のときより家事も育児も要領よくこなせる。
わからなくて不安になることが少ないので、体は疲れても精神的に余裕がある。
家族の協力でカバー
自分のことは自分でしたり、簡単なお手伝いをしてくれたり、意外と上の子が頼りになった。
できないものはできないので、夫に動いてもらった。
実をいうと、私の母も40代で3人目を出産しています。
育児も家事もベテランの母は、常にどっしり構えて慌てませんでした。
家事や赤ちゃんの世話を家族が分担していたのも覚えています。
たしかに、体力の不安はママの経験や家族の協力でカバーできるかもしれません。
家族の協力を得られるように、よく話し合っておくのが大事ですね。
- 30代後半の3人目出産・育児は、体力面で大変だと感じる人が多いようです。
- ママの体力面の不安は、経験や家族の協力でカバーできると考えられます。
3人目、諦めたら後悔する?
3人目がほしかったのに諦めたママのなかには、後悔が残った人もいれば、今の生活に幸せを感じている人もいます。
先輩ママからは、自分で選択するのが重要という声も聞こえてきます。
自分の選択じゃないと後悔が強くなることも
なかなか妊娠できなかったり、体力面で不安を感じたり。
ほかにもさまざまな事情で3人目を諦めるケースがあります。
3人目を諦めた結果、数年後まで後悔が続くこともあるとか。
特に後悔が強く残るのは、夫や(義)両親など、自分以外の意見を聞き入れて3人目を諦める決意をした場合だと言う人もいます。
自分自身が納得できていないと、のちのちまでモヤモヤした思いが残る可能性があるんだとか。
諦めるのも1つの選択肢ですが、自分の意思で選択するのが重要なのかもしれません。
今の生活に満足できる場合もある
一方、3人目を諦める選択をした人が、今の生活に満足しているケースもあります。
なんといっても、目の前にかわいいお子さんが2人いるわけですから!
希望どおり3人目が授かれなかったのは残念ですが、経済的に余裕ができたとポジティブに考える人もいるようです。
経済的にも体力的にも負担が減って心にゆとりをもって子育てができれば、幸せを感じることも増えるかもしれませんね。
- 3人目を諦めることで後悔する人もいれば、今の生活に満足できる人もいるようです。
- 3人目を諦めたのが自分の選択ではない場合、後悔が強く残るケースもあるようです。
まとめ
- 2021年のデータでは、3人目出産時の母親の平均年齢は34歳
- 同じく3人目出産時の父親の平均年齢は35.9歳
- 30代後半で3人目を出産する女性も少なくない
- 3人目を諦めるのに明確な年齢の基準があるわけではない
- なかなか妊娠できなかったり、体力の衰えを感じたりした結果、35歳ごろから3人目の出産に対して不安を感じ始めるケースがある
- 30代後半で3人目を出産すると、体力面で大変だと感じることがある
- ママの体力面の不安は、経験や家族の協力でカバーできる場合がある
- 3人目を諦めて後悔する人もいれば、今の生活に満足できる人もいる
- 3人目を諦めたのが自分の選択ではない場合、後悔が強く残るケースがある
3人目問題、悩みますよね。
年齢が気になる気持ちもわかります。
1人目、2人目のお子さんが心配しちゃうので、不安になりすぎないでくださいね!