【北海道新幹線】札幌ルート完成予定はいつ? 移動時間はどう変わる?

札幌まで旅行する場合、移動手段には飛行機を選ぶ人が多いですよね。
でも、人によっては飛行機が苦手だったり、欠航が心配だったりすることも。

そんなとき気になるのが北海道新幹線ですが、札幌までのルートはまだ工事中…。
いつになったら新幹線で札幌まで行けるようになるのか、気になります!

そこで、

  • 北海道新幹線の札幌ルートが開通するのはいつなのか?
  • 開通したら、移動時間はどれくらい短縮されるのか?

について調べてみました!

目次

現在、北海道新幹線で行けるのはどこまで?

現状、北海道新幹線でどこまで行けるんですか?
札幌までは行けないの?

現在の北海道新幹線は、新青森駅から新函館北斗駅の間を走っています。

停車駅は、

  • 新青森
  • 奥津軽いまべつ
  • 木古内(きこない)
  • 新函館北斗

の4つです。

本当に札幌には行かないんですね~。

最終駅(終着駅)は「新函館北斗」

新青森を出発した場合、北海道新幹線の最終駅(終着駅)は「新函館北斗」になります。

聞き慣れない駅名かもしれませんが、新函館北斗は北海道北斗市に位置する駅。
北斗市は、函館市のお隣です。

つまり、現在の北海道新幹線が走っているのは青森県と北海道の函館近辺の間。
札幌まで行くことはできません。

札幌には在来線に乗り換えて向かう

北海道新幹線が走っていないので、電車の場合、新函館北斗から札幌には在来線に乗り換えて向かいます。

在来線の特急電車で札幌まで移動すると、なんと所要時間は3時間半から4時間に及ぶとか。

北海道内の移動にそんなに時間がかかるとは…。
電車での移動は、あまり現実的ではないように思えますね。

まとめ
  • 現在の北海道新幹線の走行ルートは新青森から新函館北斗の間で、札幌までは走っていません。
  • 新函館北斗から札幌までは、特急電車で3時間半から4時間ほどかかります。

いつ北海道新幹線で札幌まで行けるようになる?

終着駅から札幌まで4時間もかかるんじゃ不便ですね…。
いつか、新幹線で札幌まで行けるようになるんですか?

北海道新幹線の路線は札幌まで延長される予定ですが、それがいつになるかははっきりとわかっていません(2023年10月9日時点)

少なくとも、2032年以降になるのではないかと思われます。

まだ随分先の話なんですね~。

新函館北斗ー札幌間の開業時期は未定

当初の予定が延期に

開業時期がわからないってどういうことなんでしょう?
実は、決まっていた予定が延期されるようなんです。

北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間は、2030年度末または2031年春ごろの開業を目指して工事が進められていました。

ところが、先日の報道によると、この予定はどうやら延期されることになりそうです。
そのため、現時点で確かな開業時期はわからなくなってしまいました。

延期期間は数年?

現在のところ、延期期間は数年になると報道されています。

結局、札幌ルート開業は何年後?

延期期間が年単位で予想されているため、少なくとも1年は遅れが出そうです。
当初の予定は2031年春ごろだったので、少なくとも今から8〜9年後の2032年以降になるのではないでしょうか。

まとめ
  • 北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間開業は、当初の予定より延期されるようです。
  • 延期後の開業予定時期についてはまだ発表がありませんが、少なくとも2032年以降になると考えられます。

新函館北斗ー札幌間の開業が延期されるのはなぜ?

北海道新幹線が札幌に停車したら便利ですよね。
それなのに、なぜ延期になりそうなんですか?

北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間開業が延期される理由は、建設工事の遅れです。

延期理由は建設工事の遅れ

新函館北斗ー札幌間の路線を建設するための工事は、すでに最大4年程度の遅れが出ているそうです。

工事が遅れている理由

工事に遅れが出た要因
  • トンネル建設工事の中断
  • 追加調査や追加工事の発生

建設工事に遅れが出た要因の1つには、トンネル建設工事の中断があります。

中断の理由は、巨大な岩石。
事前調査では発見できなかった巨大な岩石が行く手を阻み、掘削工事が進められなくなってしまったそうです。

見つかった岩石は非常に硬く、取り除くのに長期間必要だったとか。
また、追加調査や追加工事の発生も遅延につながったようです。

何事も予定どおりには進まないものですね…。

オリンピック招致断念との関係

新函館北斗ー札幌間の開業延期は、札幌市の2030年冬季オリンピック招致断念を受けて決まったのでしょうか?

たしかに「2030年札幌オリンピックが開催されないのであれば、工事の完成を急ぐ必要もない」という報道もあるようです。

ただ、そもそも開業予定は2030年末から2031年春。
もともとオリンピックには間に合わないのに、オリンピック招致を断念したから新幹線も延期するというのはおかしな話のようにも思います。

完成予定を早めるつもりだった?

もしも招致が決まった場合、工事の完成予定を早めてオリンピックまでに開業を間に合わせることも考えられていたのではないかといわれています。

招致断念の方針が固まったことでその必要がなくなり、延期の決断に至ったのかもしれません。

しかし、ただでさえ大幅に遅れが出ているというのにさらに完成を早めるなんて、どんなに莫大な費用と人員を投入する予定だったのでしょうか?
ちょっと怖い話ですね…。

まとめ
  • 北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間開業が延期されるのは、建設工事が遅れているからです。

新函館北斗ー札幌間が開業したら、札幌まで何時間で移動できる?

工事が終わって北海道新幹線が札幌まで延長されたら、移動にかかる時間はどうなりますか?

北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間が開業した場合、移動時間は次のようになる予定です。

走行区間所要時間
(現在)
所要時間
(予定)
新函館北斗ー札幌約4時間約1時間
東京ー札幌間約8時間約5時間

新函館北斗ー札幌間を約1時間で移動

無事札幌ルートの開業にこぎつけた場合、試算では新函館北斗から札幌までを1時間と数分で移動できるようになるそうです。

現在は在来線に乗り換えて3時間半から4時間かかるので、大幅な時間短縮ですね!

札幌から函館まで足を延ばすことのハードルがぐっと下がり、北海道旅行のプランも幅が広がりそうです。

東京ー札幌間を約5時間で移動

北海道新幹線が札幌まで開通した場合、東京から札幌まで新幹線での移動が可能になります。

移動にかかる時間は、約5時間と試算されています。
さらに所要時間を4時間半まで短縮することを目指しているという話も聞こえてきます。

移動手段の選択肢が増えるかも?

約4時間かけて新函館北斗に到着後、さらに4時間かけて札幌まで移動と、東京ー札幌間の移動に新幹線を利用するのは現状あまり現実的ではありません。

しかし、飛行機が苦手な人もいますよね。
天候が悪化して空路での移動が不可能になるケースもあります。

実際、私も冬の初めに札幌に行くことになり、欠航が心配で電車での移動方法を調べたことがあります。
あまりにも時間がかかることに驚いて断念しましたが…。

新函館北斗ー札幌間が開業すれば、東京から札幌までの新幹線移動も難易度が随分下がるはず。
移動手段の現実的な選択肢が増えるのは、有難いかもしれません。

まとめ
  • 新函館北斗ー札幌間が開業した場合、新函館北斗ー札幌間は新幹線で約1時間になる予定です。
  • 新函館北斗ー札幌間が開業した場合、東京ー札幌間は新幹線で約5時間になる予定です。

まとめ

  • 現在、北海道新幹線の走行ルートは新青森ー新函館北斗間で、札幌までは走っていない
  • 路線建設工事の遅れにより、北海道新幹線の新函館北斗ー札幌間開業は当初の予定より延期になるのが濃厚である
  • 新函館北斗ー札幌間の開業は、少なくとも2032年以降になると推測される
  • 新函館北斗ー札幌間が開業した場合、新函館北斗ー札幌間は新幹線で約1時間になる予定である
  • 新函館北斗ー札幌間が開業した場合、東京ー札幌間は新幹線で約5時間になる予定である

移動時間と料金の問題はありますが、飛行機以外の選択肢が増えると安心感が増します!
ただ、安定した経営のためには解決しなければならない課題もまだ多いようです。

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