女優の広末涼子さんが所属事務所からの独立を発表しました。
すっかり不倫問題の印象が強くなってしまいましたが、広末涼子さんといえば若い頃はアイドル並の人気を誇った女優さんです。
10代のころにはすでに大人気だったといいますが、いったいどんなきっかけで芸能界デビューを果たしたのでしょうか?
スカウト?
それともオーディション?
今回は広末涼子さんのデビューのきっかけについて調べてみることにします。
広末涼子さんのデビューのきっかけは何?
あんなにかわいいんだから、やっぱりスカウトかな?
広末涼子さんの芸能界デビューのきっかけは、オーディションに応募したことです。
きっかけはオーディション
若い頃から容姿のかわいらしさで人気が高かった広末涼子さん。
芸能関係者の目に留まってスカウトされたのかと思いましたが、実際は自分でオーディションに応募したのがデビューのきっかけだそうです。
スカウトではなかった理由
あんなにかわいいのに、なぜスカウトの目に留まらなかったのでしょうか?
実は、広末涼子さんは本人いわく高知県の「田舎」育ち。
民放のチャンネルが2局しか映らない地域に暮らしていたのだとか。
見たい番組は関東に住む親戚に録画して送ってもらっていたそうです。
どんなにかわいくても、芸能事務所の関係者が広末涼子さんの存在に気づくのはなかなか難しかったでしょうね。
- 広末涼子さんのデビューのきっかけは、スカウトではなくオーディションです。
オーディションに応募したのは広末涼子さん本人だったの?
よく「自分じゃなくて母親が応募した」「知らないうちに姉が応募していた」なんて話を聞きますよね。
広末涼子さんの場合、オーディションに応募したのは広末涼子さん自身の意思だったそうです。
女優になるのが夢だった
テレビが大好きだった広末涼子さんは、女優になりたくて自分でオーディションを探して応募したそうです。
保育園のころから中学生になるまでずっと、将来の夢は女優だと公言していた広末涼子さん。
幼いころから抱き続けた夢をかなえるために、自分から行動したんですね。
10歳のころには「将来は女優になって資生堂のCMに出ている」、中学1年生のころには「15歳でモデルデビューして18歳で女優になる」といった内容を作文に書いていたとか。
頭の中に描かれた自分の将来の姿が具体的!
本気で女優になるつもりでいたのが伝わってきますよね。
出典:連ドラを泣く泣く断った広末涼子、母親「普通の高校合格後ね」「中高の友達は一生の財産」(讀賣新聞オンライン)(聞き手・森田啓文氏)https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220411-OYT1T50132/2/(2024年2月16日に利用)
- 子供のころから女優を夢見ていた広末涼子さんは、自分の意志でオーディションに応募しました。
広末涼子さんが応募したのはどんなオーディションだったの?
広末涼子さんが応募したのは、洗顔料のCM出演者募集オーディションでした。
「クレアラシル」のCM出演オーディション
広末涼子さんは、大手企業P&Gの洗顔料「クレアラシル」のCM出演者募集オーディションに応募します。
オーディション名は「クレアラシルぴかぴかフェイス・コンテスト」です。
オーディション情報誌を愛読
広末涼子さんが「クレアラシルぴかぴかフェイス・コンテスト」の開催を知ったのは、オーディション情報誌『月刊デ☆ビュー』の誌面でした。
女優を夢見ていた広末涼子さんは、普段から『月刊デ☆ビュー』に掲載されるオーディション情報をチェックしていたそうです。
大手企業主催の安心感が応募の決め手に
しかし、実際にオーディションに応募するまでには少し時間がかかっています。
「田舎」に住む中学生には、芸能事務所に関する詳しい知識がなかったからです。
たくさんある芸能事務所がそれぞれどんな会社なのかわからず、すぐには応募できなかったとか。
そんな広末涼子さんが中学2年生のときに見つけたのが、「クレアラシル」のオーディション。
中学生の広末涼子さんも知っている大手企業の商品という安心感が、広末さんの背中を押しました。
応募条件も、自分に合っていると感じたようです。
有名企業のCMで安心だし、条件は『肌がキレイで明るく健康的』だけ。それ私です! って(笑)。
引用元:連ドラを泣く泣く断った広末涼子、母親「普通の高校合格後ね」「中高の友達は一生の財産」(讀賣新聞オンライン)(聞き手・森田啓文氏)https://www.yomiuri.co.jp/culture/20220411-OYT1T50132/2/(2024年2月16日に利用)
- 広末涼子さんが応募したのは、オーディション情報誌で見つけたP&G「クレアラシル」のCM出演者オーディションです。
オーディションの結果はどうだった?すぐに女優デビューにつながったの?
初めて応募したオーディションで、広末涼子さんは見事グランプリを受賞。
芸能事務所から声がかかり、CMデビューと同じ年にドラマデビューを果たしました。
グランプリ!
さすが広末涼子さんですね!
オーディションの結果はグランプリ
「クレアラシル」のCM出演をかけたオーディションに履歴書を送った広末涼子さん。
予選を通過して最終審査に進むと、見事グランプリを受賞!
『月刊デ☆ビュー』には、トロフィーを手にカメラに向かってピースサインをする広末涼子さんの写真が掲載されたそうです。
のちに聞いたところによると、芸能界で仕事をしたことがなく「普通っぽい」点が評価されたとか。
ドラマ出演、女優デビュー
グランプリを獲得した広末涼子さんには芸能事務所から声がかかり、テレビドラマへの出演も果たしました。
幼いころから夢見ていた女優の道へ、第一歩を踏み出したことになります。
ただ、その後広末涼子さんは少しだけ遠回りをします。
声がかかった連続ドラマ出演の話を両親の意向で断ったんだとか。
両親の意向で高校受験を優先
ご両親は広末涼子さんが女優の道を進むのに反対していたわけではありませんが、同世代の子供と同じように普通の高校に進んでほしいと考えていたようです。
そのため、広末涼子さんの本格的な女優業は、高校受験に合格してからスタートとなりました。
- 広末涼子さんは初めて応募したオーディションでグランプリを受賞しました。
- グランプリを受賞した広末涼子さんに芸能事務所から声がかかり、女優デビューを果たしました。
- 両親の意向を受け、女優としての本格的な活動は高校受験合格後でした。
広末涼子さんのドラマデビュー作はどんな作品だったの?
広末涼子さんのデビュー作となったのは、『ハートにS』というドラマです。
聞いたことないかも…。
ドラマデビュー作『ハートにS』
放送枠が深夜だった『ハートにS』(フジテレビ系)の情報は少ないのですが、複数の短編ストーリーで構成されたオムニバスドラマだったようです。
広末涼子さんは、1995年6月12日放送の「ハチ公のしっぽ」というストーリーに出演しています。
『ハートにS』には山口紗弥加さんや遠野凪子さん、アンジャッシュ児嶋一哉さんなども出演していたようですね。
DVD-BOXの販売や配信がなく、現在視聴するのは非常に難しいようです。
その後、広末涼子さんは浅野温子さん主演の『沙粧妙子 最後の事件』や『木曜の怪談』などを経て、大ヒットドラマ『ロングバケーション』に出演。
木村拓哉さん演じる主人公の教え子を演じて話題になりました。
- 広末涼子さんのドラマデビュー作は、1995年にフジテレビで放送されたオムニバスドラマ『ハートにS』です。
まとめ
- 広末涼子さんのデビューのきっかけはオーディション
- 子供のころから女優を夢見ていた広末涼子さんは、自分の意志でオーディションに応募した
- 広末涼子さんが応募したのは、オーディション情報誌で見つけたP&G「クレアラシル」のCM出演者オーディション
- 広末涼子さんは初めて応募したオーディションでグランプリを受賞
- グランプリを受賞した広末涼子さんに芸能事務所から声がかかり、女優デビューを果たした
- 両親の意向を受け、女優としての本格的な活動は高校受験合格後になった
- 広末涼子さんのドラマデビュー作は、1995年にフジテレビで放送されたオムニバスドラマ『ハートにS』
保育園のころから公言していた女優の夢をかなえるなんて、まさに有言実行ですね。
女優の仕事に対して、今も強い思いを持っているんでしょうね……。
女優業への復帰には賛否ありますが、広末涼子さんはまた活躍できるのでしょうか。