なぜ人気なのか?CM出演本数が多い女優小池栄子の3つの魅力・理由!

三谷幸喜さんが脚本を書き、小栗旬さんが主演を務めた2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が先日最終回を迎えました。
小栗旬さん演じる北条義時と小池栄子さん演じる義時の姉、政子。
姉と弟の思いが交錯する壮絶なラストシーンには大きな反響があったようです。

小栗旬さんをはじめとした豪華キャストの好演も話題になった「鎌倉殿の13人」。
なかでも存在感を示したのが政子役を熱演した小池栄子さんです。

小池栄子さんといえば、かつてはグラビアアイドルやバラエティータレントとして活躍していました。
それが今や大河ドラマで重要な役どころを任されるような人気女優に華麗に転身!
ドラマや映画に引っ張りだこだという彼女の魅力はいったいどこにあるのでしょうか?

そこで、この記事では「女優小池栄子」の魅力について調べてみました!
さらに、小池さんの演技が高く評価された出演作についてもまとめています。

目次

小池栄子さんはなぜ人気女優になれた?

小池栄子さんがドラマや映画に引っ張りだこの人気女優になれたのは、彼女に女優として魅力があるからでしょう。
では、「女優小池栄子」の魅力とは?
周囲の人物が語る小池栄子さんの魅力は、次の3つです。

  • バラエティー番組で積み重ねた経験値
  • 監督も認める勉強家
  • どんな現場でも努力を惜しまない向上心

魅力その1 バラエティー番組で積み重ねた経験値

女優転身前の小池栄子さんには、グラビアアイドルやバラエティータレントと呼ばれた時代がありました。
一見まわり道のようにも思えますが、バラエティー番組で積み重ねた多くの経験は女優の仕事にもいきているようです。

バラエティー番組で培われたリアクション能力の高さ

「リアクション」と聞くとついお笑い芸人さんやバラエティー番組を想像してしまいますが、「反動」や「反応」といった意味をもつ言葉です。
リアクションは、演技にも通じているのです。

相手のセリフにこたえて次のセリフを返すこと。
相手の表情や行動に反応して、表情を変えたり体を動かしたりすること。
演技とは、相手に対するリアクションの積み重ねなのです。
それも、ぎこちなく見えないように反射的に対応しなければなりません。
高いリアクション能力が必要です。

小池栄子さんには、このリアクションをとる力がすでに備わっているといいます。
バラエティー番組で活躍していた彼女には、相手の言動に対して瞬時に切り返したり反応したりする「リアクション」を取り続けてきた多くの経験があるからです。
腕利きの芸人さんとの掛け合いにも数えきれないほど対応してきた小池さん。
たしかにリアクション能力は磨き抜かれていることでしょう。

名優中井貴一さんも評価

名俳優の中井貴一さんは、小池栄子さんとお芝居をすることについて「楽」だと表現しています。

バラエティー番組で培った高いリアクション能力を持つ小池栄子さん。
そのため、リハーサルと本番で相手の演技に変化があったとしても問題なく対応できるのだといいます。
相手の俳優さんも安心してその場その場のお芝居ができるということなのでしょう。

魅力その2 監督も認める勉強家

常にインプットを欠かさない

小池栄子さんは、実は相当な読書家だそうです。

セリフを完璧に覚えて現場に入るという小池栄子さん。
では、現場での待ち時間に何をしているのかといえば、実は読書なんだとか。
それもさまざまなジャンルの本を読んでいる姿が周囲の人々に目撃されています。

たとえば、いつか中国映画に出たいからと中国語の本を読んでいたこともあるとか!
忙しいなかでも、新しい知識を意欲的に吸収しているようですね。
読書によるインプットは演技の幅を広げることにもつながるでしょう。

小池栄子さんを「頭がいい」と評価する声はよく聞かれますが、そのベースにはインプットを欠かさない勉強家の一面があるのかもしれません。
頭の良さは演技の面でも役柄に対する理解を深めることに役立つでしょう。
また、演出家とのやりとりもスムーズに進むため、短時間で有意義なミーティングができるという双方にとってのメリットも。
小池さんが女優として高く評価された映画「八日目の蝉」の成島出監督も、彼女の勉強家の一面を好意的に語っています。

魅力その3 どんな現場でも努力を惜しまない向上心

小池栄子さんを知る人たちは、彼女のことを努力家だと評します。
小池栄子さんは女優志望だったにもかかわらずグラビア撮影、バラエティー番組出演とさまざまな仕事を経験していますが、そのすべての現場で最大限に努力していたそうです。
バラエティー番組にも向上心を持って取り組んだ結果、培われたリアクション能力が女優としての評価につながっているんですね。

小池栄子の「声」は努力の結晶?

もちろん女優としても努力を惜しまない姿勢は変わりません。
前述の成島出監督は小池栄子さんの声を褒めていますが、これは天性のものではなく、舞台出演時のトレーニングによって培われたものだというのです。

たしかに小池栄子さんは舞台にも多数出演していますが、グラビアアイドルやバラエティー番組で活躍していたタレントさんが舞台に出演するのは珍しいことではありません。
重要なのは小池さんがただ出演したのではなく、舞台で通用する声を手に入れるために最大限の努力をしていたと想像できることです。

貸会議室を借りてセリフの練習

周囲の人たちに努力家だと評される小池栄子さんですが、意外にも小池さん本人は自身のことを「サボり癖が強い」といいます。
しかし、サボり癖が強いことを自覚してからの行動が小池さんの面白いところ。
サボり癖を治すために、わざわざ有料の貸会議室を借りてセリフの練習をしているのだそうです。
使用料が無駄になると思えばサボらずに練習できるということのようですが、サボり癖に抗ってお金を払ってでもきちんと練習する姿勢にはやはり努力家の片鱗が感じられますよね。

参考:NEWSポストセブン
参考:デイリー新潮

どんな現場でも向上心を持って全力で取り組んできた結果、バラエティー番組で培ったリアクション能力が演技にいきているなんて面白いですね!
バラエティー番組で見た若いころの小池栄子さんは、芸人さんに対する切り返しなどがスピーディーで秀逸だった覚えがあります。
きっと相手の演技の変化やアドリブにも問題なく対応できるだろうと思います。

小池栄子さんは一般視聴者からの好感度も高い?

小池栄子さんは魅力的な女優さんとして周囲の人物から評価されていることがわかりました。
では、私たち一般視聴者から見た小池栄子さんの印象はどうでしょう?

実は小池栄子さんは、視聴者からの好感度も非常に高いと考えられます。
その理由は、小池さんのCM契約数にあります。

CM業界でも大人気!

所属事務所イープロダクションのオフィシャルサイトによると、小池栄子さんは現在以下のCMに出演中のようです。

  • ソフトバンク「ワイモバイル」
  • レインズインターナショナル「牛角」
  • ソースネクスト「ポケトーク」ほか
  • ニベア花王「デオドラントスプレー」
  • サントリー「グリーンハーフ」
  • プラスアルファ・コンサルティング「タレントパレット」
  • グラクソスミスクライン「シュミテクト」
  • HONDA「FREED」
  • ユニ・チャーム株式会社「チャームナップ」
  • 味の素「Cook Do きょうの大皿」「具たっぷり味噌汁」

小池栄子さん、CM出演数がこんなに多いんですね!
その数、驚きの10社!

オフィシャルサイトの一覧にはまだ記載がありませんが、2022年11月にはスプリックス「森塾」のCMキャラクターにも起用されています。
また、アフラック生命保険「『生きる』を創るがん保険 WINGS」のCMも最近テレビでよく目にしますね。

小池栄子さん、実はCM業界でも引っ張りだこの女優さんだったんですね。

CM人気と好感度

一般的にCM出演が多いタレントさんは、視聴者の好感度が高いといわれています。

自社のイメージにつながるのですから、当然企業は綿密な調査と分析を経てCMキャラクターの決定に至っているはず。
これだけ多くの企業が最終的に起用を決定している小池栄子さんの好感度は、申し分ない高さだということが想像できます。

小池栄子さんは、集客のできる役者になりたいのだとか。
好感度の高さが必ず出演作のヒットにつながるわけではありませんが、演技力と好感度どちらも兼ね備えていることは、集客においてプラスにもなるのではないでしょうか。

参考:株式会社イープロダクション

以上のように、小池栄子さんは一般視聴者からの好感度も高いようです。
バラエティー番組で見る小池さんのサバサバしたキャラクターは、女性からも人気がありそうです!

「女優小池栄子」の魅力がわかる出演作品は?

小池栄子さんは女優として多くの作品に出演しています。
なかでも、その演技が高く評価された作品には以下のようなものがあります。

映画

「接吻」「八日目の蝉」

舞台

「グッド・バイ」

ドラマ

「世界一難しい恋」「母になる」「俺の話は長い」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の好演をとおして小池栄子さんのほかの出演作に興味が出てきたという方もいるのではないでしょうか。
小池栄子さんはその演技力が評価されて多くの賞を受賞しています。
小池さんの受賞歴のなかから出演作をいくつかご紹介します。

「接吻」

2008年公開 万田邦敏監督作品
【出演】小池栄子 豊川悦司 仲村トオル

小池さんは、獄中の死刑囚に強く惹かれる女性という難しい役柄を熱演。
第30回ヨコハマ映画祭主演女優賞など複数の賞を受賞しています。

【「接吻」で小池栄子さんが受賞した各賞】
第30回ヨコハマ映画祭 主演女優賞
第63回毎日映画コンクール 女優主演賞
第23回高崎映画祭最優秀 主演女優賞
第18回日本映画批評家大賞 主演女優賞
第18回日本映画プロフェッショナル大賞 主演女優賞

「八日目の蝉」

2011年公開 成島出監督作品
【出演】井上真央 永作博美 小池栄子

第35回日本アカデミー賞において作品賞をはじめ多くの部門で最優秀賞を受賞した作品。
小池さんはフリーライターとして主人公の前にあらわれる千草という女性を演じ、優秀助演女優賞を受賞しました。
さらに第85回キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞も受賞。

「小池栄子」のパブリックイメージとは大きく異なる役柄を見事に演じ切り高い評価を受けました。

「グッド・バイ」

2015年上演 ケラリーノ・サンドロヴィッチ脚本・演出作品
【出演】仲村トオル 小池栄子 水野美紀

舞台が大好きだと語る小池栄子さん。
「グッド・バイ」での演技が評価され、第23回読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞しています。
この舞台はのちに「八日目の蝉」の成島出監督により映画化。
小池さんは映画にも出演しています。

「世界一難しい恋」

2016年放送 中島悟・菅原伸太郎・丸谷俊平演出作品
【出演】大野智 波瑠 小池栄子

日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたオリジナルドラマ。
小池さんは、ホテルの経営者でありながら人間的には未熟な主人公を支える有能な秘書役を好演。
記者・審査員・読者いずれからも上位の評価を受けて第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞しています。
小池さん自身が、「演じ方によっては女性に嫌われるのではないか」と危惧していた役柄が結果的に視聴者から支持されており、同性の好感度の高さをうかがわせます。

「母になる」

2017年放送 中島悟・丸谷俊平演出作品
【出演】沢尻エリカ 藤木直人 小池栄子

「世界一難しい恋」と同じ「水曜ドラマ」枠で放送された作品で、小池さんは誘拐された少年にとって育ての母となる女性を熱演。
特に記者と審査員からその演技力を高く評価され、第93回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
また、第8回コンフィデンスアワード・ドラマ賞でも同じく助演女優賞を受賞しています。

「俺の話は長い」

2019年放送 中島悟・丸谷俊介・鈴木勇馬演出作品
【出演】生田斗真 安田顕 小池栄子

日本テレビ系「土曜ドラマ」枠で放送されたオリジナルドラマで、第38回向田邦子賞を受賞した作品です。
シリアスな「母になる」とは異なり、この作品は主演の生田斗真さんをはじめとしたキャストのコミカルな会話劇。
バラエティーで培ったリアクション能力を余すことなく発揮した小池栄子さんの演技が、記者と審査員からの高い評価につながりました。

参考:WEBザテレビジョン

小池栄子さんの演技力は「接吻」に主演した2008年ごろからすでに高く評価されていたんですね!
受賞歴をまとめてみると、映画・舞台・ドラマとそれぞれに高い評価を受けていることがわかります。
また演じた役柄もシリアスなものからコミカルなものまでさまざま。
どれも「女優小池栄子」の魅力が伝わる作品になっているはずです!

まとめ

  • 「女優小池栄子」のひとつめの魅力は「バラエティー番組で積み重ねた経験値」です
  • 「女優小池栄子」のふたつめの魅力は「監督も認める勉強家」です
  • 「女優小池栄子」のみっつめの魅力は「どんな現場でも努力を惜しまない向上心」です
  • 小池栄子さんは10社以上のCMに出演中であり、一般視聴者からの好感度も非常に高いことが想像できます
  • 小池栄子さんは、映画「接吻」「八日目の蝉」、舞台「グッド・バイ」、ドラマ「世界一難しい恋」「母になる」「俺の話は長い」での演技が評価され数々の賞を受賞しています

いかがだったでしょうか?
小池栄子さんの演技が各所で高い評価を受けていることがあらためてよくわかりました。
小池栄子さんがなぜ人気があるのか、「女優小池栄子」の魅力の秘密が少しでも伝わっていれば幸いです。
今後の出演作品もとても楽しみです!

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