【安部氏襲撃事件から3カ月】慰霊碑設置しないのはなぜか?事件が風化か?巡る事件の”残し方”

2022年7月に発生した、安倍晋三元首相銃撃事件。
あれから3カ月の日が流れ、事件現場となった奈良市の近鉄大和西大寺駅北口前では、手を合わせる人たちの姿がまだ途切れません。

現場を巡っては、現地の奈良市仲川げん市長は、慰霊碑などを置かずに当初の再開発計画通り車道として整備する方針を決定しました。

しかし、訪れた人からは事件の風化を懸念する声が聞こえています。

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なぜ慰霊碑設置せず?地元住民の意見は?

献花に県外から訪れた方はこう言います。

  • 東京都目黒区から訪れた自営業の鈴木良直さん(47)
    「初めて現場に来た。安倍さんは安全保障や拉致問題に取り組み、日本人のために頑張ったと思う。」
    「事件を風化させないためにも、現場には慰霊碑などを建ててほしい。」
  • 千葉県船橋市から訪れた会社員の二ノ宮力也さん(49)
    「国葬には行けなかったので、3連休を利用して現場に来た。安倍さんは日米同盟を強固にするなど外交面で大きな功績を残した方。まだまだ活躍してほしかった。現場には何らかの『形』を残してほしい。」

いずれも、”何か形でその現場の保存をしてほしい”。

しかし、現地の住民の意見とは相反します。
実は、事件が発生する前から奈良市は現場周辺の整備事業を進めていました。

事件を受け、仲川市長は追悼の場を設置することを一度は検討しました。
有識者や地域住民らに案を提示したところ、交通安全上の理由などから慰霊碑設置に否定的な意見が多数を占める結果となりました。

そうしたことを受け、仲川市長は今月4日、「構造物で弔意を示すことはしないと判断した」と説明。
周辺に花壇を整備する方針を示しました。

最終的な結果として、形で残してほしいとの意見と、地元住民からする交通の安全問題。
いずれにしろ、”風化”を起こさないよう、一人一人のアクションが必要なようです。

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