郵便局のネットショップで「ちいかわ」の年賀はがきとグッズが販売されるそうです。
ちいかわといえば、最近よく見かけるかわいらしいキャラクター。
郵便局だけでなくいろいろな場所でコラボグッズの話題を見かけたり、朝の情報番組で放送されているアニメを目にしたり。
とっても人気があるみたいだけど、実はちいかわのことをよく知らないという人もいるはず。
「ちいかわってそもそも何?」
「原作は漫画なの? どこで読めるの?」
今さら聞けないそんなちいかわの基本的な疑問について回答をまとめてみました!
「ちいかわ」の原作って?
原作は漫画
「ちいかわ」の原作は、Twitterで現在も連載中の漫画作品です。
ちいかわは、イラストレーターのナガノさんによって生み出されたキャラクター。
ナガノさんのTwitterで投稿されていたイラストや漫画が始まりです。
ナガノさんのTwitterで初めてちいかわが登場したのは2017年。
ちいかわの書籍が出版されたのが2021年。
アニメの放送開始が2022年。
Twitterの漫画が書籍化・アニメ化につながったのは明らかですから、ちいかわの原作はTwitterに掲載されている漫画作品だといえるでしょう。
2020年に作成されたちいかわ単独のTwitterアカウントを確認すると、不定期ながら最近も頻繁に漫画がアップされているのがわかります。
1ページ漫画のコマの中で、よく見かける数匹のキャラクターが生き生きと動いていますよ。
10月26日にアップされた最新作は「いいね」の数が21万を超えており、その人気のほどがうかがえます!
Twitterで生まれたちいかわ。
話題を集めた「100日後に死ぬワニ」もTwitterで連載された漫画でしたね。
Twitterに掲載される漫画は誰でも無料で気軽に読めるうえ、指先ひとつで簡単に情報を共有することも可能です。
そのため、最近はSNSから流行が生まれることが多くなっているのでしょうね。
作者は「自分ツッコミくま」のナガノさん!
ちなみに、作者のナガノさんはちいかわだけでなく、別の人気キャラクターの生みの親でもあるんです。
こちらのキャラクターをご存知でしょうか?
お友達とのLINEのやりとりで見かけたことがあるという方もいらっしゃるはず。
「自分ツッコミくま」としてLINEスタンプにも登場しており、グッズも多数販売されているキャラクターです。
人気キャラクターをいくつも生み出せるなんて、すごいですね!
ちいかわっていったい何?動物?
つぶらな瞳がかわいいこの「ちいかわ」と呼ばれるキャラクター。
動物のようにも見えますが、いったい何者なんでしょう?
わかっているのは、「ちいかわ」とは「なんか小さくてかわいいやつ」の通称だということです。
現在第4巻まで出版されている書籍のタイトルは「ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ」
さらに、アニメの公式サイトでも、ちいかわについて次のような説明がなされています。
【なんか小さくてかわいいやつ】
引用:『ちいかわ』アニメ公式HP
通称「ちいかわ」たちが送る
楽しくて、ちょっぴり切ない物語
「ちいかわってどういう意味なんだろう?」と気になっていた方は、「なるほど!」と思われたかもしれませんね。
ちいかわの最初のイラストがナガノさんのTwitterに投稿されたのは2017年のことですが、このイラストには、すでに「なんか小さくてかわいいやつ」という書き込みがあるんです。
2020年にちいかわの単独アカウントができたときにも、あらためて「なんか小さくてかわいいやつ」と明記されたイラストが複数投稿されています。
動物の種類が何かではなく、小さくてかわいい存在であるということが重要なキャラクターなんでしょうね。
ちいかわはネズミ説も?
主人公のちいかわにはネズミではないかという説があります。
ただ、はっきりと公表されたわけではないようです。
公式アカウントのツイートで、ちいかわを示したと思われる絵文字がネズミだったというのが、その説の発端なんだとか。
たしかに、公式アカウントのツイートでネズミが使われていたらそう考えてしまいますよね!
ちいかわの容姿も、ネズミだといわれればそう見えるような?
ただ、やはり言葉で明言されたわけではないので、確定とまではいえない様子。
ネズミなのか、いやシロクマではないかとその正体がたびたび議論されるちいかわ。
ただ、なんの動物かどうかより、やはりちいかわは「なんか小さくてかわいいやつ」であるととらえていたいファンも多いようです。
押さえておきたい主要キャラクターは?
連載が進むにつれ登場キャラクターもどんどん増えてきたちいかわ。
そのなかでも主要キャラクターといえるのが、主人公の「ちいかわ」とその友達の「うさぎ」そして「ハチワレ」です。
すべてのキャラクターを覚えるのは大変ですが、グッズ化されることも多いこの3匹だけなら押さえておけるのではないでしょうか!
主人公「ちいかわ」
小さなまるい耳を持つ白いキャラクターが、主人公のちいかわです。
漫画やアニメでは文章を話すことがほぼなく、「うん」のほか口にするのは短い音のみ。
泣き虫のようで、実際に漫画の中でも泣いているのをよく見ます。
でも、いろいろなことが起こるちいかわの世界のなかで、涙をこぼしながらもけなげに懸命に生きているようです。
「うさぎ」
ピンク色の体に長い耳と大きく垂れた眉を持つのが、ちいかわの友達の「うさぎ」です。
実は、初登場はちいかわの漫画ではなく、ナガノさんの著書の告知漫画だったんだとか。
この漫画からもわかるように、テンションが高いのが特徴ですね。
アニメでも、おっとりとしたちいかわとくらべて勢いよく叫ぶことが多い印象です。
「ハチワレ」
額に「八」の形に見える青い模様を持つのが、ちいかわの友達「ハチワレ」です。
「八」の柄と名前がハチワレ猫を連想させますね。
ハチワレは、3匹の中で唯一流ちょうに言葉を話すのが大きな特徴です。
明るく前向きで優しいキャラクターでありながら、住処に侵入してきた虫のようなものとさすまたを手に戦うことも。
ハチワレの登場後、ちいかわの少々不穏な世界観を垣間見ることができるエピソードが増えていくようですよ。
郵便局のネットショップで販売が決まった年賀はがきやグッズも、主に使われているのは以上の3匹。
ちいかわ・うさぎ・ハチワレを押さえておけば、グッズのキャラクターも大抵見分けがつくはずです!
まとめ
- ちいかわの原作は、Twitterで現在も連載中の漫画作品
- ちいかわは「なんか小さくてかわいいやつ」の通称
- ちいかわはネズミという説があるが、確定はしていない
- ちいかわの主要キャラクターは、ちいかわ・うさぎ・ハチワレ
ちいかわについて、基本的なことがいくつかわかりましたね!
つぶらな瞳のキャラクターたちですが、意外にも原作漫画では武器を持って戦うような不穏な場面もあるなど、その魅力はかわいいだけにとどまらないんだとか。
気になった方は、ぜひちいかわの漫画を読んでみてください!