90年代流行したトレンドを振り返る!懐かしいファッションとメイク

みなさんは90年代に流行ったものを知っていますか?
最近は80〜90年代のファッションがレトロで可愛いと再注目されています。

今回はそんな「90年代に流行ったファッションとメイク」についてお伝えしていきます。

この記事を読んで過去の流行を知ることにより、今後のファッションやメイクの幅が広がると幸いです。

目次

90年代ファッション

90年代のファッションといっても、90年代前半と後半ではトレンドが異なります。
今回は前半と後半に分けてお伝えしていきます。

90年代前半

リゾートファッション

引用:https://wear.jp/zipumi/17502298/

LA風のリゾートカジュアルなファッションのことです。

特徴はリラックス感のある軽やかな素材や、海外セレブに習ったハイブランドを取り入れた着こなしです。
使用アイテムはビーチサンダルやサングラス、麦わら帽子、日焼けした肌に映えるゴールドアクセサリーなどです。

◯参考文献
 「スカート」の記事一覧 | レディースコーデコレクション (ud-dx.jp)
 UMI|DHOLICのワンピースを使ったコーディネート – WEAR

サブカルチャーファッション

サブカルチャーとは、メインカルチャーと対比される概念のことです。
ある特定の集団だけがもつ独特の文化、大衆文化、若者文化等のことを指します。

特徴は、ネオンカラーや派手なシルエットであったり奇抜という個性的なスタイルです。
使用アイテムは古着をベースに、小物アイテムは奇抜なフレーム眼鏡、個性的な靴下、タイツなどが組み合わせられます。

◯参考文献
 サブカル系女子って何?どんな意味?ファッションや性格の特徴&モテる理由 (happymail.co.jp)

中性的ファッション

当時の中性的ファッションは、男性が女性ファッションを取り入れることでした。

まさにジェンダーレス社会への先駆けであったと考えられます。
「フェミ男」と呼ばれるフェミニンで中性的なファッションの男子が登場しました。

使用アイテムはピタッとしたTシャツや小さめサイズのレディースアイテム、フレアパンツ、ボンテージパンツ、スカートなどです。

現代の女性がメンズアイテムを取り入れるファッションであるメンズライクファッションと逆のファッションであると考えられますね。

◯参考文献
 いしだ壱成や武田真治が代表格 かつて流行した”フェミ男”とは? – エキサイトニュース (excite.co.jp)

ストリートファッション

ストリートファッションとは、ファッション業界が生み出す流行のスタイルに囚われず、街中に集まる若者たちから自然派生的に生まれるファッションのことです。

その時代の社会情勢や音楽、映画の流行などのカルチャーに色濃く影響・発展してきたファッションともいえます。
ルーズでラフ、スポーティな印象が特徴です。

使用アイテムはキャップやバケットハット、ビッグサイズのパーカーやスウェット、大きめ色落ちジーンズ、ロゴ入りアイテム、スニーカー等です。

◯参考文献
 ストリートファッションとは?特徴やブランドを知ってストリート系ファッションをマスター! – SHALE(シャレ) (shale-inc.com)

90年代後半

スポーツミックス

スポーツウェアやアウトドアウェアを取り入れたファッションのことを指します。
女性のスポーツミックスファッションは、メンズライクであるという特徴があります。

使用アイテムはキャップ、ニット帽、スウェット、パーカー、ダウン、ウィンドブレーカー、スニーカー、リュック、サコッシュ等です。

グランジファッション

ロック音楽の「グランジロック」から派生し、アメリカのロックバンド「ニルヴァーナ」のカート・コバーンのファッションをお手本としたスタイルです。
アメリカの普段着をベースとし、オーバーサイズアイテムが特徴的です。

使用アイテムはチェック柄のネルシャツ、ロックTシャツ、ダメージデニム、ワークブーツ、黒色ごつめシューズ、網タイツ、サングラス等です。

◯参考文献
 90年代ファッション「グランジファッション」とは?特徴やコーディネートを紹介 – ファッション通販SHOPLIST(ショップリスト) (shop-list.com)

パンクファッション

パンクファッションは二つに分けられ、「ロリータパンク」と「ゴシックパンク」があります。

ロリータパンクとは、ロリータの少女的あどけないかわいらしさ、小悪魔的な美しさを表現したスタイルにパンクファッションを取り入れたファッションです。

使用アイテムは、ライダースジャケット、ごつめアクセサリー、レザーアイテム、ダメージアイテム、ブーツ、厚底シューズ等です。

ゴシックパンクとは、ゴシックの黒を基調とした退廃的でダークな印象のスタイルにパンクファッションを取り入れたファッションで、ゴシック・ロックアーティストの黒づくめのファッションに不健康なメイクというスタイルをお手本です。

使用アイテムは、スタッズ付き革ジャンや破れたアイテムで、モノトーンやダークカラーが特徴的です。

◯参考文献
 ロリィタパンク(ロリパン)とスチームパンクロリィタの特徴・ブランド | クラロリのすすめ
 音楽好きには外せない、クールスタイル!ゴシックパンクとは?| コーデファイル (code-file.jp)
 リバイバルする「90年代」。当時の流行ファッション&2020年版コーデ | キナリノ (kinarino.jp)

90年代メイク

ファッションと同じように、メイクも時代によって流行があります。
90年代のメイクは、それまでのメイクとは大きく特徴の異なるメイクでした。

下記にそれぞれの特徴をまとめました。

引用:https://front-row.jp/_ct/17440060

アイシャドウ

白っぽいシマーなブルーやピンクなどのパステルカラーをまぶた全体に広く塗る。

眉毛 

細くアーチ眉が主流。

シェーディング

濃いめに頬骨の当たりに入れる。

リップ

リップライナーを使って唇を縁取り、小麦肌を映えさせるために白っぽいピンク色のリップの上から透明なグロスを塗る。

一方で、マットなブラウンリップも流行。
アイシャドウやリップのカラーは白っぽく、シェーディングは濃いめに入れるという部分から、立体感を意識したメイクが流行っていたと考えられますね。

とにかく陰影が強調されるメイクをしている様子は、現代の肌なじみを意識したナチュラルメイクとは対照的です。

眉毛は年代ごとに特徴がありますが、中でも90年代の細眉はとにかく細く、そしてアーチ状に描くことがポイントでした。

ブラウンリップは現在も秋頃に毎年流行しています。
90年代のブラウンリップと比べて、現在はオレンジブラウンやレッドブラウンなど、肌なじみを意識したカラーが多いように感じますね。

まとめ

〈90年代の流行ファッション〉
 リゾートスタイル
 サブカルチャースタイル
 中性的スタイル
 ストリートスタイル
 スポーツミックス
 グランジファッション
 パンクファッション

〈90年代メイク〉
 アイシャドウ 白っぽいブルーまたはピンク色
 眉毛 細眉
 リップ 白っぽいピンクカラー、マットなブラウンリップ

90年代は様々なファッションが流行し、メイクも現代とは全く異なるものでした。

ファッションやメイクは、年代によって変化しそれぞれに良さがあります。
流行は循環することから、過去の流行もまた現代で再流行する例もあるので、今回ご紹介したファッションやメイクを参考に、現代風にアレンジして取り入れてみるのも良いかもしれません。

ファッションについては、テイストごとに主な使用アイテムを記載していますので、参考にしてみてください。

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