2022年8月りゅうちぇる(改名後ryuchell)・ぺこ(改名後peco)の二人が離婚を発表しました。
二人は2016年大みそかに結婚を発表、翌年9月に結婚式を挙げています。
2018年7月には第一子男の子、リンク君(現在4歳)が誕生しました。
誰もがうらやむ仲良し夫婦だったはずが…。なぜ離婚に至ったのでしょうか?
離婚の理由は、ryuchellがぺこにカミングアウトしたことが原因のようです。
離婚になるほどのおおきなカミングアウトだったのでしょうか?
気になる内容を詳しく深堀してみましょう!
カミングアウトの内容とは?
りゅうちぇるがカミングアウトした事、
それは自分がトランスジェンダー(LGBTQ)であるという事です。
ぺこと結婚してから、「夫」である事の辛さをかくして過ごしてきた悩みを次のように打ち明けています。
『8年前にてこと出逢い、僕はてこを好きになりました。
女性を好きになることは、僕の人生の中で、初めての事でした』
(補足※ぺこの本名(オクヒラ テツコ)から「てこ」と呼んでいるそうです)『一生一緒に居たいと思えたからこそ結婚して夫婦になる道を選択し、そしてその愛が形になり、最愛の息子も生まれました』
『メディアで自分のこれまでの生き方や、“夫”としての生き方についてお話しさせていただく機会が増えていく中で、“本当の自分”と、“本当の自分を隠すryuchell”との間に、少しずつ溝ができてしまいました』
『父親であることは心の底から誇りに思えるのに、自分で自分を縛りつけてしまっていたせいで、”夫”であることには、つらさを感じてしまうようになりました』
『どんなにつらくても、愛する家族のために自分の本当の気持ちを押しころす事が愛だと、強く強く思う反面、誰にも、そしててこにさえ、本当の自分のことを言えずにいる苦しさを、毎日1人で抱え込んでしまいました。』
『こんなに愛する家族がいるのに、生きていくことさえ辛いと思ってしまう瞬間もありました。』
『このままでは自分が本当にダメになって一番守りたい家族のことも守れなくなってしまうと感じ、これまでの事、今の思いを、てこに全て打ち明けました』
『本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、家族として、パパとしては、なにがあってもこの幸せは守りたいと強く思いました。』
『これからは、今こうして皆さまに打ち明けられた事によって、僕自身が認めてあげられた本当の自分で、新しい形の家族を愛していきたいです。』
引用:りゅうちぇるInstagram
このように投稿しています。女性として初めて好きになったのがぺこという事から、それまでは男性が恋愛対象だったのが分かります。
しかし、カミングアウトしたからと言って離婚を選択する必要があったのでしょうか?
Instagramの内容から、家族への愛がとても強く感じられます。
では、離婚までに至った理由について探ってみましょう。
なぜ離婚する必要があったの?ぺこと離婚した本当の理由
このカミングアウトを聞いたからと言って、離婚するほどの理由が見当たりません。
家族として、パパとして、なにがあってもこの幸せは守りたいと強く思っているようですし、新しい形の家族を愛していきたいとも語っています。
何よりも、ぺこを家族として愛している。と言っているのに…。
ぺこのことは、女性として恋愛対象としては愛せないけれど、家族としては愛しているということなのでしょう。
結婚生活が長くなり、一般的な家族の形としてあたり前のあり方のように感じます。
離婚するほどの事なのでしょうか?
ryuchellは夫として男でいることの辛さが悩みだったことから”夫”という男の性を認めている事実の苦しみから、解放されたかったのでしょう。
それが離婚を選んだ本当の理由ではないかと私は思います。
ぺこは、りゅうちぇるのカミングアウトを受け、『今まで辛かったね』と抱きしめたそうです。ryuchellの気持ちを尊重し、離婚を受け入れた彼女を賞賛する声が、ネット上にたくさん上がっています。
正直なところ、ぺこの本音はどうなんでしょうか?
次は離婚を受け入れたぺこの気持ちを探ってみましょう。
離婚を受け入れたぺこの気持ち
りゅうちぇるからのカミングアウトのあと、ぺこ自身のInstagramで気持ちを綴っています。
りゅうちぇるには、出会ってくれて、好きになってくれて、ましてやはじめて女性を好きになってくれたのがわたしだなんて、りゅうちぇるもえらいこっちゃやなぁと思うほど笑、そして結婚してくれて、かけがえのない宝物 息子と出会わせてくれて、ほんとうに感謝してもしきれません。
もちろんわたしは人生すべてをかけてりゅうちぇると結婚したし、一生こうしていけると本気で思えたからこそ、息子にも出会えました。
だから正直、墓場まで持っていってほしかったと一瞬たりとも思ったことはないと言えば嘘になります。打ち明けてくれた瞬間、ひどいとか、最低とか、だましてたの?とか、ほんとうにそんなことは思わなくて、それはりゅうちぇるがほんとうにたくさんの本物の愛をくれたからだと思います。
これからも人生のパートナーとして家族として、いっしょにいたいと思えるし、これからも今まで通り3人で暮らしていきます
引用:ぺこのInstagram
離婚した後も、家族として一緒にやっていくことを発表しています。
カミングアウトのことを、”墓場まで持って行って欲しかった”と一瞬でも思ったというぺこの気持ちから、ショックを受けたのは間違いないといえます。
『前を向くことってほんとうに簡単なことじゃない』とも言っていますし、今も葛藤しながら少しずつ受け入れている最中なのかもしれませんね。
投稿の全文を読むと、”ありがとう” ”感謝” ”最高” ”だいすき”などの言葉が使われていて、りゅうちぇるへの気持ちを表しているようにも感じられます。
Instagram全文はこちらから
まとめ
- ryuchellがトランスジェンダー(LGBTQ)であるという事
- カミングアウトしたことから離婚へと発展
- 結局のところ今回のカミングアウトではLGBTQのどれにあてはまるかまでは公表していない
- この先も家族として今まで通り3人で暮らす
- 2人とも家族をとても愛している
現在ぺこは、ryuchellが社長を務める事務所に所属し、ビジネスパートナーでもあり、公私ともに深い関係といいます。
離婚を発表し、お互いに独身となったこれから、熱愛報道があるのか、家族として今まで以上に強い絆で成長していくのでしょうか?
多様な家族の在り方を示す新しい形として、時代の最先端をいく二人から今後も目が離せません。