あの人気シリーズも尼崎がロケ地！まだある尼崎がロケ地のドラマ・映画

近年、ドラマや映画のロケ地として兵庫県尼崎市の人気が急上昇。
現在NHKで放送中のドラマ『あなたのブツが、ここに』の舞台が尼崎であることも話題です。
同じくNHKの朝ドラ『カムカムエヴリバディ』のロケが尼崎でおこなわれたことをご存知の方も多いかもしれません。
『カムカムエヴリバディ』は、尼崎市内の田能西公園や藻川河川敷でロケが実施されたようで、ドラマファンの中には現地まで足を延ばしてロケ地巡りを楽しんでいる方もいるようですよ。

ほかにも尼崎をロケ地に使用したドラマや映画はあるのでしょうか？
どんな作品が尼崎でロケをして製作されたのか気になりますね。
そこでこの記事では、尼崎がロケ地のドラマ・映画についてまとめてみました。
ご存知の作品はいくつあるでしょうか？
中には、あの人気シリーズのタイトルも！？

どんなドラマ・映画が尼崎でロケをしているの？

兵庫県にある尼崎ですが、実は大阪市とはお隣同士。
関西圏のテレビ局は大阪市に本社や支社を置くところも多いため、そのアクセスの良さはロケ地として好まれる理由のひとつに挙げられそうです。

たとえば先述の『あなたのブツが、ここに』と『カムカムエヴリバディ』はどちらもNHK大阪放送局の製作です。
大阪市だけでなく関西の主要都市とも行き来しやすい尼崎。
関西圏のテレビ局が製作するドラマは、尼崎をロケ地として使用することも多くなるのではないでしょうか。

新シリーズの放送開始が近い『科捜研の女』も、在阪テレビ局（朝日放送テレビ）と東映が製作をおこなっている人気ドラマ。

ドラマの舞台が京都であることは知られていますが、実際の撮影地も京都太秦にある東映京都撮影所です。
この人気シリーズ『科捜研の女』のロケも、尼崎でおこなわれたことがあるんです！

使用されたロケ地は、「大阪湾広域臨海環境整備センター尼崎事業所」
なんだか難しい名称ですが、廃棄物の最終処分を目的とした施設なんだとか。
大型車両の出入りや騒音に耐えられる利便性と、埋立地ゆえの独特の雰囲気が特徴のようです。
ロケがおこなわれたのはSeason19の第3話だそうですから、気になる方は再放送があった際にはぜひ注目を。
科捜研卒業生である相馬くんが久々に登場したあの回ですよ。

同じく在阪テレビ局（朝日放送テレビ）製作ドラマ『ムショぼけ』はご存知でしょうか。
北村有起哉さんが連続ドラマ初主演を果たした任侠コメディーなのですが、先述の『あなたのブツが、ここに』同様物語の舞台が尼崎！
「尼崎の森中央緑地尼崎スポーツの森」を筆頭に尼崎市内の多くの場所でロケがおこなわれたようです。

関西圏のテレビ局が製作する作品は、やはり関西を舞台としたものが多くなります。
そのため、アクセス面で便利な尼崎がロケ地として選択肢の上位に挙げられることも多くなるのかもしれません。

尼崎で人気のロケ地はどこ？

例えばいろいろなドラマ・映画に登場することで有名な群馬県のロックハート城では、数えきれないほどたくさんの撮影がおこなわれています。

一方、尼崎で同様に無数のロケで使用されたという場所の名前はなかなか挙がってこないようです。
ロケ地尼崎の人気が高まり出したのは最近のことですから、そういう場所もこれから増えてくるのかもしれませんね。

とはいえ、尼崎にも複数の作品でロケ地として使用された場所はあります。
それは「尼崎市立文化財収蔵庫」という施設。
尼崎の歴史的資料を展示した博物館で、実はお城の跡地に建設された旧尼崎高等女学校校舎を再利用したもの。
昭和初期に建てられた建造物を元にしているため、当時を舞台にした作品のロケ地として使用されているのです。

その作品のひとつが映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』です。
吉岡秀隆さん主演のあの人気シリーズです！
シリーズ3作目となる今作品は昭和39年頃が舞台だそうですから、昭和の香りが残るこの施設はぴったりの撮影地だったのでしょう。

ここでロケをおこなったもう1本の映画が、真木よう子さんや大泉洋さんの出演作である『焼肉ドラゴン』です。
こちらも1970年代、昭和の時代を舞台とした作品ですね。

尼崎市立文化財収蔵庫周辺にはほかにも明治から昭和初期にかけて建築された建物が残っているそうです。
尼崎という町から感じられるどこか懐かしい空気も、ロケ地として選ばれる大きな魅力のひとつなのでしょうね。
こちらの施設、リニューアル工事を経て尼崎市立歴史博物館と名称を新たに開館を迎えています。

ほかにも尼崎がロケ地の映画はある？ドラマ・映画以外では？

尼崎でロケがおこなわれた映画はまだあります。
EXILEなどが所属するLDHの人気メンバーが集結した『HiGH & LOW THE MOVIE』。
東出昌大さんや早乙女太一さんが出演した『クローズEXPLODE』。
これらの作品でも、それぞれ中島新橋、神崎川河川敷といった尼崎市内の敷地でロケがおこなわれています。

また、番外編として挙げるなら『涼宮ハルヒの憂鬱』でしょう。
そうなんです。
実はこの作品、実写ドラマや映画ではなくテレビアニメ。
兵庫県西宮市を中心とした実際の風景が作中で描写されているといわれており、ファンの方の「聖地巡礼」が話題になりました。

尼崎市からは尼崎中央商店街がモデルとされる商店街が登場。
アーケードには時が経つにつれて少しずつ変化もあるようですが、来訪されるファンの方はアニメと実際の風景を照らし合わせて楽しんでいるようです。
ロケ地とはちょっとちがいますが、こんなふうに実際の町並みがアニメに登場することもあるなんておもしろいですね。

【まとめ】ロケ地尼崎、これからも楽しみ！

きっとこれからも尼崎をロケ地に使用したドラマ・映画は増えていくのではないでしょうか。
尼崎という町からどんな名シーン・名作品が誕生するのか楽しみですね！
ここまでお読みいただきありがとうございました。