なぜ路上でライブするの?路上ライブは本当にうるさいと言われているのか?

路上や公園などに場所を設けて音楽を演奏する路上ライブ。

思わず足を止めて聞き入ってしまうこともありますよね。

最近ではその路上ライブに対して「うるさい」という声もあるようで、路上ライブを行う方々の肩身が狭くなってきているかもしれません。

路上ライブは本当にうるさいのでしょうか?また、人々はなぜ路上でライブをするのでしょうか。理由について調べてみました。

目次

路上ライブがうるさい?

路上ライブがうるさいと言われているらしいです。

路上ライブがうるさいという声を周りであまり聞いたことがなかったので、なぜ「うるさい」と言われているのかを調べてみました。

アンプがうるさい?

路上ライブがうるさいという理由の1つに「アンプ」が挙げられていました。

アンプとは、アンプリファイアの略語で「増幅器」とよばれています。

アンプには、音声信号を大きくする役割があり、CDプレイヤーなどから直接音を流すよりもアンプを介して音を流したほうが大きな音を出すことができます。

使用するアンプによっては音質も大きく左右され、アンプはとても重要な役目を担っているといえます。

しかし、路上ライブでアンプを使用するとより大きな音が周りに響くので、このことが一部の方からは「うるさい」と言われているようです。

アンプは音量も調整できるので、一概にアンプだけが悪いというわけではありません。

うるさいと言われているのは一部の地域?

路上ライブがうるさいということで話題になった地域、神奈川県川崎市の「川崎駅東口駅前広場」。

全体的に見ると路上ライブに対して好意的な意見が多いですが、一部の地域ではうるさいと言われているようです。

色々な意見があり、全員が納得する答えを探すのは難しそうです。

場所がだめ?

場所がダメだという声もありました。

路上ライブには警察に許可を取る必要があり、許可が降りないところでは原則路上ライブをすることはできません。

許可が降りづらくなっているという問題もあるようです。

多くの路上ミュージシャンの方は許可を取っており、人の迷惑にならない場所を選んでいるはずですが、あまりにも許可が降りなければ許可を取らずに路上ライブをおこなってしまうということもあるのかもしれません。

前向きな意見

逆に、路上ライブがおこなわれることによって犯罪の抑止や、ホームレスのたまり場になることを防ぐ効果があるという意見もありました。

好意的な意見も数多くあり、うるさいと苦情を入れている人は案外少数派なのかもしれません。

どうして路上でライブをするの?

なぜ人々はあえて路上という場所を選んでライブするのでしょうか?

会場を借りる資金がもったいない

ライブをするための会場を借りるのにも当然ですがお金がかかります。

会場を借りて収益が見込めれば良いですが、会場を借りるだけ借りて思ったような集客が出来ず、経費だけがかかってしまったなんてことにもなりかねません。

路上ミュージシャンの方は路上ライブ1本で生計を立てている方もおり、経済的に楽とはいえません。

こういったリスクはなるべく避けたいですよね。

路上ライブで有名になれる可能性がある

路上ライブから有名になった歌手も多く存在します。

少しでも多くの方の目に留まり、将来的には有名になりたいと路上ライブでアーティストを目指す方は多いはず。

最低限の設備で自分の歌を披露することができるのも路上ライブならではです。

路上ライブで有名になったアーティスト

  • ゆず
  • YUI
  • コブクロ
  • いきものがかり
  • あいみょん
  • 優里
  • 高橋優
  • 川嶋あい

テレビで見たことのあるアーティストの方々ばかりですね!

たくさんの人に聞いて貰える

会場でライブをするとなると、お客さんからはお金を徴収しなければいけません。

ある程度知名度があれば集客も見込めるかもしれませんが、駆け出しのミュージシャンであればそれも厳しいですよね。

路上ライブであればお金を払わなくても自分の歌を多くの人に聞いて貰うことができるため、知名度を上げるには路上ライブが向いていそうです。

路上ライブが楽しい!

路上ライブには路上ライブでしか得られない楽しさというものがあります。

必ず同じ人が路上ライブを見に来るとは限りません。

逆に言うと、1度きりで終わってしまう可能性もあるのです。そういった一期一会の出会いも路上ライブの魅力ですよね。

路上ライブには許可がいる?

路上ライブをするには許可が必要なんですか?

人が集まってきそうだからという理由でいきなり機材を広げて路上ライブをすることはできません。

道路を使用して路上ライブを行う際は原則として警察に届け出を出す必要があります。

道路交通法という法律があり、「道路を使用する際は警察の許可を得なければいけない」というルールがあるためです。

警察から許可をもらい「道路使用許可」を得て初めて路上ライブをすることができます。

許可を取らなかった場合は逮捕されてしまうんですか?

道路使用許可を得なかった場合でもいきなり逮捕されるケースは少ないです。

ですが、警察から注意を受けたにもかかわらず演奏を続ける、許可を得ずに何度も路上ライブを行うなどの行為を続けた場合は逮捕される可能性があるようです。

道路以外で路上ライブする場合であっても使用許可は必要になります。

私有地などでライブする場合は私有地の管理人の方に許可を取る必要がありますし、路上ライブをしたい場所の管理人は誰なのかを確認することが大切ですね!

まとめ

  • 路上ライブがうるさいという理由の1つにアンプで音が大きくなりすぎているというものがある
  • 一部の地域で路上ライブがうるさいと騒がれていることが話題になった
  • 路上ライブする場所が良くないため、うるさいと言われている
  • 路上ライブに前向きな意見や好意的な意見も多い
  • 路上ライブをする理由に会場を借りる資金がもったいないというものがある
  • 路上ライブで有名になったアーティストも数多いため、路上ライブを行っている人もいる
  • 路上ライブは、とにかく様々な人に聞いて貰える可能性がある
  • なにより楽しくて路上でライブをしている
  • 路上ライブをするには許可が必要

今回はなぜ人は路上ライブをするのか。そして路上ライブがうるさいと言われているのかを調べました。

案外路上ライブに対してうるさいという意見を持っている方は少なく、路上で歌を披露することは、ミュージシャンの方にとってもメリットが多いということが分かりました。

今後も路上ライブで有名になっていく人が世に多く輩出されていくことを願っています。

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