一部の不適切問題が取り上げられ、放送が中止になっていた「クレイジージャーニー」が2022年10月17日に復活した事が話題になっています。
気になる復活第1回目、出演した「2人のクレイジージャーニー」は、以下の2人でした。
- 「パナマ」と「メキシコ」を訪れた丸山ゴンザレスさん
- 「ピラミデン」を訪れた佐藤健寿さん
訪れた場所が気になった方も多いと思うので、調査してみました。
ゴンザレスさんが訪れた、中南米危険地帯「パナマ」
今回、丸山ゴンザレスさんが訪れたのは「中南米にある危険地帯ルート」上にあるパナマ。
コロンビアと国境を接し、一部の地域では非常に治安の悪い場所がある国です。
パナマ自体は、世界遺産に登録される歴史のある建物や、豊かな自然を持ち合わせており、新市街には高層ビルも立ち並ぶ国で観光地でもあります。
有名な観光名所の「パナマ運河」は、皆さんも一度は聞いた事があるのではないでしょうか?
しかし、観光で訪れる方もいる一方で、一歩外れるとスラム街が広がる危険な場所もあります。外務省の海外安全ホームページでも「パナマ」は注意勧告がでているので、軽い気持ちで行く場所ではありませんね。
世界各国の闇がある町を歩く、youtubeチャンネル「BUCKET LIST?死ぬまでにしたいこと〜」で人気のリョースケさんがパナマに訪れた時の映像です。
子供が遊ぶ公園でさえも、危険と隣り合わせである事が分かる映像ですね。
今回クレイジージャーニーで、丸山ゴンザレスさんが訪れた場所も、さらに危険な場所への潜入のようでした。
僕自身も南米の国々を、いくつか歩いてきた人間なのですが、基本的に新興国は「新市街と旧市街」と分かれていて、光と闇が非常に明確に分かれている場所が多いです。
クレイジージャーニーでは、闇の部分も見せてくれるのが人気の秘訣ですね。
佐藤健寿が訪れた世界最北のゴーストタウン「ピラミデン」
次に、佐藤健寿さんがクレイジージャーニーで旅をしてきたのは、1998年までソ連が管理し、石炭の発掘で賑わっていた町「ピラミデン」です。
世界最北のゴーストシティとも呼ばれる「ピラミデン」は、ノルウェー領の「スヴァールバル諸島」にあります。
「ピラミデン」も「スヴァールバル諸島」も、初めて聞いた方も多いと思うので、
解説していきましょう。
この諸島は、北極圏にほど近い場所に位置して、世界最北と言われる場所にあります。
白夜と呼ばれる太陽が沈まない時期や、逆に極夜と呼ばれる太陽が登らない時期もある場所です。
この町では「死ぬ事が違法」とされる耳を疑うような話があります。
土地柄、土葬しても温度が低く遺体が分解されない為、ウイルスが死滅しない事が理由だそうです。他にも、医療施設が充実していない点も理由の一つのようですね。
実際に、かつて「スペイン風邪」で亡くなった方を土葬した際、遺体のウイルスが死滅しなかった事が背景にあるそうです。
このような理由から、「違法」という言い方は大げさにしても、実際に本土のノルウェーで最後の時を迎える方が多いとされています。
ピラミデン
今回クレイジージャーニーで、取材されたピラミデンですが、この中心地からツアーが出港しています。
町は、かつては栄えていた面影が残り、学校や図書館、医療施設等、一通りの建物や施設が残されているそうです。
2007年より改修なども行い、ゴーストタウンと言っても、外観は非常に綺麗に保たれており、宿泊も出来るそうです。
以下の動画でも雰囲気が分かるかと思います。
手つかずの自然も多く残る場所でもあり、「世界種子貯蔵庫」と呼ばれる、気候変動や世界に甚大な災害が起こった時に絶滅を防ぐための施設もあります。
温暖化による気候変動や、悲しい争いが増えている現在、もっとも重要視される場所なのかもしれませんね。
復活したクレイジージャーニーに期待!
復活初回からクレイジージャーニーの凄さを見せてもらえました。
一部の不祥事もあった番組ですが、普段生活している事では見えない世界のリアルを見せてくれる番組。
心待ちにしていた方も沢山いるようで、久しぶりの放送が話題になっていますので、次回からの放送にも期待をしたいですね!