お笑い芸人ティモンディの高岸さんがたびたび口にする「やればできる」というフレーズ。
高岸さんのキャラクターにぴったりの前向きな言葉ですが、実はそのルーツはティモンディの2人の高校時代にあるようです。
高校の野球部で出会った高岸さんと前田さん。
当時の野球部で使われていた独特なあいさつも2人のネタになっていますよね。
今回は、
- 高岸さんの定番フレーズ「やればできる」のルーツ
- 野球部のあいさつネタの真偽
の2点について調べてみることにします。
ティモンディ高岸さんの「やればできる」、由来は?
ティモンディ高岸さん面白いですよね!
でも「やればできる」って、どこから生まれたフレーズなんだろう?
ティモンディ高岸さんが多用する「やればできる」のフレーズは、済美高校の校訓だそうです。
「やればできる」は済美高校の校訓
ティモンディの出身高校
済美高等高校は、ティモンディの2人の出身高校です。
のちにコンビを組む2人が出会った場所でもあります。
高校野球の強豪校
済美高校といえば、高校野球の強豪校として有名です。
ティモンディの2人も、野球部で甲子園を目指すために済美高校進学を選択したそうです。
高岸さんは滋賀県、前田さんは神奈川県から愛媛県にある済美高校に入学。
野球のために親元を離れた2人は、寮で出会ってすぐ意気投合したとか。
HPに「やればできる」
済美高校のホームページを確認すると、確かに「やればできる」のフレーズが掲載されているのが確認できます。
- トップページ
- 教育方針のページ
- 学園歌(校歌)のページ
まず、トップページの目立つ位置に「やればできる」の文字。
済美高校はこの校訓を大きくアピールしているようです。
「教育方針」のページには、校訓として「やればできる」を掲載。
済美高等学校長が校名と校訓を紹介した文章には、ティモンディの名前も登場しています。
さらに、「やればできる」のフレーズは済美高校の学園歌(校歌)にも使われています。
ホームページでは学園歌の歌詞を知ることもできます。
- ティモンディ高岸さんが口にする「やればできる」のフレーズは、出身校である済美高校の校訓です。
ティモンディ高岸さんは「やればできる」をどういう意味で使っているの?
済美高校の校訓なのはわかったけど、お笑い芸人になった今も出身校の校訓を口にし続けているのはどうして?
「やればできる」の校訓に励まされた経験があるティモンディ高岸さん。
同じように誰かの心にエールを届けられたらという思いでこのフレーズを使い続けているようです。
誰かの心にエールを届けたい
きっかけはライブ
ルーツは済美高校の校訓だった「やればできる」。
どんな場面でもポジティブに繰り出される高岸さんの「やればできる」には、聞いた人を思わず笑顔にしてしまう力強さがありますよね。
今ではすっかり定番フレーズとなりましたが、お笑い芸人になった高岸さんが出身高校の校訓を口にするようになったきっかけは、ライブでの1コマだったそうです。
ライブに来てくれたお客さんの抱く夢に対して、エールを送ろうとした高岸さん。
とっさに思い浮かんだのが、青春時代に深く心に刻まれた「やればできる」のフレーズだったといいます。
励まされた経験
済美高校の校訓や学園歌(校歌)の歌詞にも使われる「やればできる」のフレーズ。
ティモンディ高岸さん自身、この言葉に励まされた経験があるそうです。
この言葉に勇気づけられた経験が自分には確かにある。
自分に届いたのなら、この言葉はほかの誰かの心にも届くかもしれない。
そう考えた高岸さんは、誰かの心にエールが届くようにと「やればできる」のフレーズを使い続けているようです。
- ティモンディ高岸さんが「やればできる」を口にするようになったきっかけは、ライブでお客さんに対して送ったエールでした。
- この言葉が誰かの心にエールとして届くことを願い、高岸さんは今も「やればできる」を使い続けているようです。
済美高校野球部の挨拶が聞き取れないのは本当?
ティモンディさんといえば、済美高校野球部のあいさつもネタにしていますよね。
済美野球部のあいさつが何を言っているのか聞き取れないというのは、本当なんですか?
済美高校野球部で聞き取りにくい挨拶が使われていたのは、本当のようです。
過去に聞き取りにくい挨拶が使われていた
ティモンディの2人がお笑い芸人を目指して受けたオーディションでも披露したという済美高校野球部の挨拶。
本当に何を言っているのかわからなくて、バラエティ番組でもたびたび爆笑をさらっているのを目にします。
済美高校野球部では、本当にこんな聞き取りにくい挨拶を使用していたのでしょうか?
ティモンディ高岸さんの証言
済美高校野球部で初練習に臨んだティモンディ高岸さんが衝撃を受けたのは、練習の厳しさやレベルの高さではなく「言葉が聞き取れなかったこと」だといいます。
監督や先輩が口にする言葉がまるで異国の言語のようだったとか。
練習ではまず上級生から挨拶や返事の指導を受けて、聞き取れるようになるまで約1か月かかったそうです。
済美高校校長の証言
ティモンディ高岸さん以外にも、済美高校野球部の独特の挨拶に触れている人がいます。
それは、済美高校の永井康博校長。
実は、永井校長は以前野球部の副部長を務めていたそうです。
校長先生の記憶によれば、
- ティモンディがネタにしている独特な挨拶
- 入部直後の挨拶の練習
これらは当時確かにあったとか。
お笑い芸人のトークに対しては「どうせネタでしょ?」なんてちょっと疑ってしまいたくなりますが、当時を知る校長先生の証言が残っているとなると一気に信憑性が高まりますよね。
ただ、校長先生の記憶に残る挨拶とくらべると、ティモンディがネタで演じている野球部の挨拶は多少大げさだそうですよ。
出典:「校長だより」(学校法人済美学園 済美高等学校)
https://x.gd/UDSbB
2023年11月28日に確認
現在の挨拶
ティモンディがいたころ使われていた野球部の挨拶が本当に聞き取りにくい独特なものだったとして、現在の済美高校野球部にも受け継がれているのでしょうか?
挨拶が気になって済美高校の練習を見学に行った人もいますが、まったく何を言っているのかわからないということはなかったようです。
ティモンディの2人が在籍していたころから、野球部の伝統も少しずつ変化していったのかもしれません。
- 済美高校野球部で過去に聞き取りにくい挨拶が使われていたのは、おそらく本当です。
- 現在の済美野球部の挨拶は、まったく聞き取れないわけではないようです。
まとめ
- ティモンディ高岸さんが口にする「やればできる」のフレーズは、出身校である済美高校の校訓
- ティモンディ高岸さんが「やればできる」を口にするようになったきっかけは、ライブでお客さんに対して送ったエール
- ティモンディ高岸さんは「やればできる」の言葉が誰かの心にエールとして届くことを願って今も口にしている
- 済美高校野球部で過去に聞き取りにくい挨拶が使われていたのは、おそらく本当
- 現在の済美野球部の挨拶は、まったく聞き取れないわけではない
ティモンディ高岸さんの「やればできる」が済美高校の校訓に由来しているのは知りませんでした!
いつもポジティブで気持ちがいいので、前田さん共々今後も活躍してほしいです!