コンビニやスーパー、お店に行けば必ず店員さんがいますよね。ほとんどの店員さんは笑顔で対応してくれますが、時には無愛想で横柄な態度を取ってくる店員さんもいます。店員なんだからもう少し愛想を振りまいてくれたって…と、お客さんはこう思うことでしょう。
しかし、店員さんにも言い分があります!理由も無く無愛想になることはまずありません。プライベートな理由で無愛想になることはさておき、今回は店員さんがお客さんに対して内心「その行為、イラッ!」と思っていることをまとめました。
店員さんがお客さんに対してイラッとしていること5選
普段は店員さんとして働いている方も、どこかのお店に入ればそこではあなたもお客さんです。店員さん側、お客さん側、双方の気持ちになって読み進めてみると共感できる部分がいくつかあるかもしれません。
店員として働いたことのない方も店員さんになりきって読み進めてみましょう!
※こちらで紹介する事案は全ての店員さんに当てはまるとは限りません。全てのお客さんが事案の中に出てくるようなお客さんばかりとも限りません。
会計時に曲を聴いている・電話をしている
まずはこれです。会計時に曲を聴いている、電話をしている。心当たりのある方もいるかもしれません。音楽を聴くという行為はかなり浸透しており、電車の中を見渡しても多くの方が曲を聴いています。他にも、車の中で曲を聴く方もいますし、ウォーキングしながらアップテンポの曲を聴いていると調子があがりますよね。
しかし、お店の中で曲を聴いたまま、電話をしたままレジに並ぶという行為は店員さんからあまり良い評価ではありませんでした。というのも、お店に入り、欲しい物を買うというのはただの買い物という行為ですが、レジに並ぶと店員さんという1人の人間とコミュニケーションが生まれます。その中で相手が曲を聴くことに集中していたらどうでしょうか?
会計時に通話している場合も同じですが、このことを目の当たりにした店員さんには以下のような気持ちが芽生えます。
- 話しかけてもちゃんとこちらの声は聞こえるのかな?
- 話しかけてもちゃんと返事をしてもらえない気がする
- こちらはお客さんに集中してるのに、お客さんは曲(電話)に夢中だ・・・
店員さんの声がきちんと伝わっておらず、店員さんは何回もお客さんに尋ねなければいけません。
何回も聞くと何回聞くんだって怒られるのも嫌ですが、聞かなかったら聞かなかったでなんで聞かなかったんだと怒られそうで、それも嫌です。
短い時間のコミュニケーションではありますが、お互い気持ちよく済ませたいですよね。逆に言うと、短い時間なのでこの時間は曲を聴くという行為を止めてみてはいかがでしょうか。
ちょっとした気遣いを見せるだけで店員さんも心が和みます。
無視する・口が悪い
無視は曲を聴いていて聞こえていなかったという前項の要因も含まれるかもしれません。そして、もう1つは口が悪いです。
話しかけても無視されてしまうと、店員さんは少なからず「この人、話しかけても無視してくるし一体何なんだろう…」という気持ちが芽生えます。あまり良いことではありませんが、その後の行為がいつもよりおざなりになってしまう可能性がありますね。
店員さんも、店員さんである前に1人の人間です。
このように、あまり意味の無い衝突を避けるためにも会計中は店員さんとのコミュニケーションに集中することが大切です。
また、タメ口で話す・口が悪いというのも店員さんからするとあまり印象が良くありません。
お客さんと店員さんという立場ではありますが、初対面にいきなりタメ口で話しかけられると店員さんは驚いてしまうかもしれません。
相手は家族でも友だちでもなく、買い物の時にしか顔を合わせない赤の他人です。仲良くなってしまえば話は別ですが、基本的には敬語を使った方がお互いに嫌な気持ちをすることなく買い物ができますね。
店員さんがお客さんに対してタメ口で話しかけてくるというパターンもありました。
お客さんと店員さんという関係よりも、人と人との関わり合い方を根本的に見直した方が良いかもしれません。
お金を投げて渡してくる
お金をトレイに投げて渡すようなお客さんも店員さんからはあまり好ましく思われていません。店員さんも感情のある人間です。投げたことによって店員さん本人の身体に当たるわけではないですが、物を投げて渡すという行為は受けた側からすると、どうでもいいという扱いをされているようで良い気分にはなりません。お金を投げるというその行為を見た他のお客さんも嫌な気持ちになってしまうかもしれません。
お金に関わらず、物を雑に扱うのはあまり良くないですね。
投げて渡しても、トレイにただ置くだけでもお金を出す時間はほとんど変わらないので、なるべくなら投げないでお金を出しましょう。
新札を欲しがる
普段はあまり見かけませんが「新札でおつりがほしい!」という要望は、年末になると多数発生します。
というのも、お年玉を新札であげたいという方がうっかり銀行で新札に両替するのを忘れてしまう方が一定数いるためです。
官公庁や市役所と違い、銀行は12月30日まで営業することが銀行法第15条1項により定められています。意外とギリギリまで営業しているんですね。
しかし銀行の窓口の営業時間は9時から15時までと比較的短い時間で営業されているため、都合が合わず、銀行に行けなかった方はどうしてもお店のレジで新札を交換してもらうしかありません。
もっと前から余裕を持って用意しておけと言われてしまえばぐうの音も出ませんが…。
年末は何かと忙しく、店員さんもお客さんも気が立ちやすい期間です。どうしても新札でおつりをもらいたい場合は、レジが空いている時や店員さんに余裕がありそうなタイミングを見計らって声を掛けたいですね。
お互い思いやりの心を心がけることで最小限のストレスで済みます。
新札に両替するだけで手数料を取る銀行もあるようなので、どの銀行が1番お得に両替できるのかをリサーチしてから銀行に行きたいですね。
会計時に、忘れた商品を思い出し、売り場へ行く
意外とあるあるですが、レジに並んでいて思い出す「アレ買わなきゃいけなかったのに忘れてきちゃった」です。
こちらもあまり店員さんからの印象が良くありませんでした。
レジ打ちをしている最中にお客さんがいなくなってしまうと、どれくらいの時間で戻ってくるんだろう?と不安になりながらレジを打つことになります。
また、レジを打ち終わった後もお客さんが戻ってきていないと、お会計が出来ないので後ろに並んでいるお客さんを待たせてしまうことになり、店員さんの不安は更に募る一方。レジ打ちの最中に戻ってこられるような距離にある商品なら取りに行くものアリかもしれませんが、そうでないなら1度お会計を済ませてからもう1度レジに並ぶのが得策かもしれません。
お客さんが店員さんにイラッ!?モヤモヤしていること!
ここからは、お客さんが店員さんにイラッとしていることをいくつか紹介します。
生卵の上やパンなど、形が崩れやすい・割れやすいものの上に重たいものを乗せられるのは嫌ですが、お客さんが自分でマイバッグに詰め直すことを考えると、重たい物が下に集中しているのも少し嫌ですよね。こういった意見があった中で「重たいものは左に寄せて、お客さんが詰めやすいようにカゴ詰めする」という店員さんもいました。
手に取ったものをどこに、どの向きで入れるのか、など経験を積まないと思いつかないことも多いです。ただ、カゴの中に入っている商品は目の前のお客さんの物になるということを意識すれば自ずと商品に対しての扱い方も変わるはずです。
なによりカゴ詰めは慣れるまで時間がかかります。
氷は温度で溶けるほかにも、ちょっとした衝撃で砕けやすいので扱いが大変ですね。梱包されている袋もあまり丈夫ではないので注意が必要な商品です。
お客さんが店員さんに対して抱くイラッとする感情は主に物に対しての扱い方を嘆く方が多い印象でした。店員さんがイラッとしていることと同じく、タメ口で話しかけてくる・話しかけても無視してくる、という声も聞かれ、結局すべてはお客さんと店員さんという関係の根本的な部分には「人間同士の関わり方」があるのだと思います。
相手が店員さんだから、お客さんだからということを関係無しに必要最低限のマナーと節度を持って人と関わっていきたいですよね。
まとめ
店員さんがお客さんにイラッとしていることをまとめたので箇条書きにしていきます。
- 会計時に曲を聴いている・電話をしている
- 話しかけても無視・タメ口で話しかけてくる
- お金を投げて渡してくる
- 新札を欲しがる
- レジ打ちをしている間に忘れ物を取りに行く
いかがでしたか?今回は店員さんがお客さんに対してイラッとしていることをまとめました。心当たりのある方は、少し意識して改善してみると店員さんとの関係がより良好になること間違いありません♪