【強すぎ?2016年の日ハム優勝メンバー】MVPと新庄監督の優勝経験も

新庄剛志監督が就任して2年目のシーズンを迎えている北海道日本ハムファイターズ。
しかし、ここ数年の日ハムと言えばパ・リーグ下位の順位が定位置になっています。

若い選手たちが奮闘していますが、今年の日ハムもまだ上位は遠い様子。
そういえば日ハムって、1番最近優勝したのはいつなんでしょうか?

日ハムの強かった時代が気になる人のために、以下の点について調べてみました!

この記事を読んでわかること
  • 日ハムが最近優勝したのはいつ?
  • 1番最近優勝した年に活躍していたのはどんな選手?
  • 新庄監督は日ハム時代優勝経験はある?
目次

日ハムが最近優勝したのはいつ?

最近はあまり強くないみたいだけど、日ハムが最後に優勝したのは何年のことなんだろう?

北海道日本ハムファイターズは、2016年にパ・リーグのペナントレースで優勝しています。

2023年現在から、1番近い優勝年がこの2016年。

この年には日本シリーズも制して日本一になっていますから、日ハムが最後に日本一になったのも2016年です。

2016年というと、7年前かあ。
意外と最近かも…?

20年間でリーグ優勝は5回

北海道日本ハムファイターズの直近20年間のパ・リーグ順位がこちらです。
実は、日ハムは20年間で5回もリーグ優勝しているんですね!

年度順位監督
2022年6位BIGBOSS
2021年5位栗山英樹
2020年5位栗山英樹
2019年5位栗山英樹
2018年3位栗山英樹
2017年5位栗山英樹
2016年1位栗山英樹
2015年2位栗山英樹
2014年3位栗山英樹
2013年6位栗山英樹
2012年1位栗山英樹
2011年2位梨田昌孝
2010年4位梨田昌孝
2009年1位梨田昌孝
2008年3位梨田昌孝
2007年1位ヒルマン
2006年1位ヒルマン
2005年5位ヒルマン
2004年3位ヒルマン
2003年5位ヒルマン

20年間で日本シリーズ優勝は2回

20年間で日ハムが出場した日本シリーズの結果がこちらです。
日ハムは、直近20年間に5回日本シリーズに進出し、2回日本一になっています。

年度結果対戦チーム
2016年優勝広島
2012年敗退巨人
2009年敗退巨人
2007年敗退中日
2006年優勝中日

北海道日本ハムファイターズが最後にリーグ優勝したのは、2016年です。

2016年の日ハムは、日本シリーズでも優勝しています。

2016年の日ハム優勝メンバーには誰がいた? 新庄監督は?

日ハムが最後に優勝した2016年には、どんな選手たちが試合に出ていたんだろう?
新庄監督はいたのかな?

新庄監督はすでに現役を引退してチームを離れていたので、2016年の優勝メンバーではありません。

2016年の北海道日本ハムファイターズで活躍していたのは、現在はメジャーリーグで活躍している大谷翔平選手らです。

また、日ハムの日本シリーズ優勝が決まった試合にスタメン出場していた選手がこちらです。

打順守備位置選手名
1レフト西川遥輝
2ショート中島卓也
3センター岡大海
4ファースト中田翔
5ライト近藤健介
6サードレアード
7セカンド田中賢介
8キャッチャー大野奨太
9ピッチャー増井浩俊

大谷翔平選手だ!
今は別の球団で活躍している選手も多いですね!

2016年の日ハムは強すぎ!? MVPとベストナインに多数選出

2016年のパ・リーグ表彰選手には、日ハムから多くの選手が選出されています。

まず、パ・リーグ最優秀選手として表彰されたのは大谷翔平選手。

ベストナインおよびベストDH(指名打者)は、日ハムの選手が5部門を制覇。
大谷翔平選手は、投手と指名打者の両方で選出されました。

日ハムの選手たちは投打両方で優秀な記録を残しており、「2016年の日ハムは強すぎた」と記憶している人も多いようです。

優勝が決まった日本シリーズ第6戦の先発メンバー

1番レフト 西川遥輝(にしかわ はるき)選手

現在の所属球団東北楽天ゴールデンイーグルス(2022年~)

2016年パ・リーグベストナイン(外野手)

2016年のペナントレースでは3割を超える打率を残した西川遥輝選手。

同年の日本シリーズでは、優勝を決めた第6戦の初回、先制点につながる三塁打を放つなど高い長打力で勝利に貢献しました。

2021年に日ハムを自由契約となり、東北楽天ゴールデンイーグルスと契約しています。

2番ショート 中島卓也(なかしま たくや)選手

現在の所属球団北海道日本ハムファイターズ(2009年~)

2016年の日本シリーズでは、出塁率の高さで優勝に大きく貢献した中島卓也選手。
実は、当時のスタメンのうち、現在も日ハムに選手として在籍しているのは中島卓也選手1人です。

3番センター 岡大海(おか ひろみ)選手

現在の所属球団千葉ロッテマリーンズ(2018年~)

2016年、怪我の影響で出場試合数は少なかったものの好成績を残した岡大海選手。

日本シリーズでは6試合に出場し、優勝を決めた第6戦ではチームに先制点をもたらすタイムリーヒットを打っています。

2018年シーズン途中に、交換トレードで千葉ロッテマリーンズに移籍しました。

4番ファースト 中田翔(なかた しょう)選手

現在の所属球団読売ジャイアンツ(2021年~)

2016年パ・リーグベストナイン(一塁手)
2016年パ・リーグ打点王

2016年パ・リーグ打点王に輝いた日ハムの4番中田翔選手。

日本シリーズでも同点に追いつくホームランや逆転打となるタイムリーなど、ここぞというところで大きな活躍を見せました。

2021年シーズン途中、無償トレードで読売ジャイアンツに移籍しています。

5番ライト 近藤健介(こんどう けんすけ)選手

現在の所属球団福岡ソフトバンクホークス(2023年~)

2016年シーズンは故障に苦しんだ近藤健介選手。
日本シリーズでは、本塁への好送球でカープの得点を阻止する活躍を見せています。

2022年オフに海外FA権を行使して福岡ソフトバンクホークスへの移籍が決まりました。

6番サード ブランドン・レアード選手

現在の所属球団不明

2016年パ・リーグベストナイン(三塁手)
2016年パ・リーグホームラン王

札幌ドームを本拠地としながら、39本の本塁打を放ちホームラン王に輝いたレアード選手。
日本シリーズでは満塁弾を含む3本のホームランを打ちました。

日ハムを自由契約になったのち、2019年から2022年まで千葉ロッテマリーンズに在籍。
現在は退団しています。

7番セカンド 田中賢介(たなか けんすけ)選手

現在の所属球団(現役引退)

ペナントレースでは、ほぼすべての試合でスタメン出場。
日本シリーズでも6試合すべてに先発で出場して打率3割、出塁率4割4分とチームの優勝に貢献しました。

2019年まで日ハムでプレーしたのち現役を引退しています。

8番キャッチャー 大野奨太(おおの しょうた)選手

現在の所属球団中日ドラゴンズ(2018年~)

2016年はシーズン109試合に出場、31の犠打を成功させるなどチームの優勝に貢献しました。
日本シリーズでは5試合に出場しています。

2017年オフにFA権を行使して中日ドラゴンズに移籍しました。

9番ピッチャー 増井浩俊(ますい ひろとし)投手

現在の所属球団(現役引退)

開幕当初のクローザーからシーズン途中に先発投手に転向、結果的にシーズン10勝10セーブを達成しました。

2017年オフにFA権を行使してオリックス・バファローズに移籍。
2022年まで在籍したのち、現役を引退しています。

2016年の日ハム優勝メンバーには、大谷翔平選手をはじめ、西川遥輝選手、中田翔選手、レアード選手らがいました。

新庄監督は、2016年の優勝メンバーではありません。

2016年の日本シリーズ、MVPは誰だった?

日ハムが優勝した2016年の日本シリーズで、MVPに選ばれたのは誰だったんだろう?

2016年の日本シリーズで最高殊勲選手賞(MVP)に選出されたのは、ブランドン・レアード選手です。

MVPはレアード選手

ブランドン・レアード選手は2016年の日本シリーズ全6試合すべてにスタメン出場。

チームの優勝を決定づける満塁弾(第6戦)を含め、3本のホームランを打つ活躍でMVPに選ばれました。

また、優秀選手賞を受賞した日ハムの選手は以下の3人です。

  • アンソニー・バース投手
  • 西川遥輝選手
  • 中田翔選手

アンソニー・バース投手はリリーフピッチャー。
日本シリーズ5試合に登板して防御率0.00と、圧巻の投球でチームを助けました。

普段打席に立つことのないパ・リーグの投手でありながら、第6戦では貴重な追加点となるタイムリーヒットも放っています。

西川遥輝選手と中田翔選手も、前述のとおり高い長打力などで日ハムの優勝に大きく貢献しました。

2016年の日本シリーズMVPは、ブランドン・レアード選手でした。

新庄監督は日ハムで優勝を経験していない?

新庄監督は2016年の優勝メンバーではなかったんですね。
日ハムの選手時代に優勝経験はないのかな?

新庄監督は、日ハムで日本一を経験していますよ!

レアード選手らの活躍で日本シリーズを制した2016年。
その10年前にも、日ハムは日本一になっています。

新庄監督が日ハムに在籍していた2006年のことです。

新庄監督は、2006年の優勝メンバー

新庄監督が選手として日ハムに在籍していたのは、2004年から2006年の3年間です。
お若く見える新庄監督ですが、もう17年も前のことなんですね。

2006年、中日ドラゴンズと日本一の座を争った日本シリーズ。
新庄監督はすべての試合に先発出場しています(登録名は「SHINJO」)。

実は、2006年の4月に当シーズン限りでの引退を宣言していた新庄監督。
最終戦となった第5戦は最後まで守備に就き、優勝が決まるとチームメイトたちに胴上げされ涙で宙を舞いました。

新庄監督は、2006年に日ハムが日本一になったときの優勝メンバーです。

まとめ

  • 日ハムが最後にリーグ優勝を果たしたのは、2016年である
  • 日ハムが最後に日本シリーズで優勝したのも、同じく2016年である
  • 2016年の日ハム優勝メンバーには、大谷翔平選手、西川遥輝選手、中田翔選手、レアード選手らがいた
  • 2016年の日本シリーズMVPは、ブランドン・レアード選手である
  • 新庄監督は2016年の優勝時にはすでに引退していた
  • 新庄監督は2006年に日ハムが日本シリーズを制したときの優勝メンバーである

2016年の優勝メンバーの顔ぶれがすごい!
強すぎたといわれるのも納得のメンバーですね。
野村佑希選手など若い選手らが力をつけたころ、また強い日ハムが戻ってくるのかもしれません!

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