マスクを着用するかどうか、個人の判断で選択できるようになって少し時間が経ちました。
少なからずマスクの使い方が変わった人も多いのではないでしょうか。
そんな中で、ふと疑問に感じたのがマスクの交換頻度について。
「不織布マスクって、何日使う?」
1枚の不織布マスク、みなさんは何日使ってから交換していますか?
1日で交換する人と2日以上使う人、多数派はどちらでしょう?
不織布マスクの使い方に関する疑問が解決できるよう、以下のような点についてまとめてみました!
- みんなの不織布マスクの交換頻度
- 不織布マスクは何日使える?正しい使い方
- 不織布マスクは洗って使えるのか
- マスクを外してまたつけるとき注意する点
1枚の不織布マスク、何日使う?
実際のところ、みんな1枚のマスクを何日くらい使っているんだろう?
不織布マスクを交換するタイミングですね。
近年おこなわれたいくつかの調査によると、
やはり、使った不織布マスクを1日で交換するという人が過半数を占めるようです。
その一方で、
1枚のマスクを2日以上使う人が、意外といることもわかっています。
やっぱり1日で交換しない人もいるんですね。
1日で交換する人が多数派
「1枚の不織布マスクを何日使うか?」という趣旨の調査は、近年いくつか実施されています。
調査結果を確認してみると、やはり、1日またはそれ以上の頻度で不織布マスクを交換する人が多いようです。
たいていの場合、1日かそれ以上の頻度でマスクを交換すると答えた人が過半数を占めています。
2日以上使う人も意外に多い?
その一方で、各調査結果からは不織布マスクを2日以上使ってから交換する人が意外にいることもわかります。
4割を超える人が「2〜3日に一度以下の頻度でマスクを交換する」と回答した調査も。
1枚の不織布マスクを2日以上使う人が全体の4割以上いると聞くと、意外に多いように感じますね。
1日で交換するのが当たり前という意識の人には、ちょっと驚きの結果かもしれません。
不織布マスクを2日以上使うのはなぜ?
不織布マスクを1日で交換しないで、2日以上使うのはなぜだろう?
1枚の不織布マスクを2日以上使う理由として考えられるのは、以下のような点です。
- マスク不足が心配だから
- もったいないと感じるから
マスク不足、ありましたね!
理由その1 マスク不足が心配だから
新型コロナが流行し始めて間もない頃、不織布マスクが店頭から姿を消してしまったのはまだ記憶に新しい話です。
当時、慌ててマスクを手作りしたという人も多いのではないでしょうか。
マスクを求める人で行列が作られたこともありましたが、最近はドラッグストアにもコンビニにもさまざまな種類のマスクがずらりと並ぶようになっています。
それでも、マスク不足に悩む日々を経験したことで、1日使っただけのマスクを捨ててしまうのに抵抗を感じてしまう人がいるようです。
できるだけマスクの消費を減らして手元に残しておきたいという意識が働くのかもしれません。
花粉症などのアレルギーを持つ人にとってもマスクは必需品。
手に入らなくなると本当に困りますもんね。
理由その2 もったいないと感じるから
1日使った不織布マスク。
見た目には汚れなども見えないマスクを捨ててしまうのが「もったいない」と感じる人も多いようです。
エコではないという意味で「もったいない」という人もいれば、経済的ではないという意味で「もったいない」という人もいます。
家族が多い家庭では特に、1か月で使い切るマスクの枚数も相当な数。
あらゆるものが値上がりして家計管理も大変な今、マスクにかかる費用だって馬鹿になりません。
少しでも節約したいという思いから、不織布マスクを2日以上使うことがあるようです。
不織布マスク、何日で交換するのが正しい?
不織布マスク、本当は何日で交換したほうがいいの?
1日で交換する人もいれば、2日以上使う人もいる不織布マスクですが、
使い捨ての不織布マスクは、やはり1日で交換するのがいいようです。
やっぱりそうなんだ…
何日も使うのは、どうしてよくないんだろう。
1日1枚の使用が目安
白元アース、エリエール(大王製紙)、ユニ・チャームといった不織布マスクを取りあつかっているメーカーのウェブサイトを確認してみたところ、不織布マスクについては1日1枚の使用が推奨されていることがわかりました。
毎日交換するのはもったいないような気もしてしまいますが、やはり1日1枚の使用を目安にするのがよさそうです。
1日で交換したほうがいい理由
メーカーのウェブサイトなどによれば、不織布マスクについて1日1枚の使用が推奨される理由は以下の2つのようです。
- 機能性の問題
- 衛生面の問題
機能性の問題
たいていの不織布マスクは1日1枚の使用を目安に製造されています。
そのため、目安の期間を過ぎて使用を続けると、マスクの性能が劣化する可能性があるそうです。
衛生面の問題
また、1日使用したマスクにはウイルスや菌が付着しています。
目に見える汚れはなくても、ウイルスや菌が付着したものを何日も使い続けるのは衛生的ではありません。
使用日数が長くなるごとに、付着する菌の数が増えるという検証結果も存在するとか。
やはり、不織布マスクは1日ごとに交換するのがよさそうです。
不織布マスク、洗って使うのはダメ?
不織布マスクを洗濯すれば、2日目以降も続けて使えるのでは?
マスク不足のころには、不織布マスクを洗って繰り返し使う方法がSNSなどで紹介されていましたよね。
しかし残念ながら、
不織布マスクを洗って繰り返し使うのは、おすすめできない使用法のようです。
洗って使うのはあまりいいことではないんですね!
どうしてダメなんだろう?
不織布マスクを洗うとマスクの効果が弱まる?
不織布マスクは1日を目安に交換して使われる使い捨てマスクとして製造されています。
洗濯して繰り返し使うことが想定された製品ではありません。
そのため、不織布マスクを洗うとマスクに以下のような影響が起こると考えられるのだとか。
- フィルタ部分の性能低下
- 不織布が伸びるなどのダメージ
- 型崩れ
その結果、着用すると隙間ができてしまうことも。
せっかくマスクをしているのにその効果が薄れてしまう可能性があるのです。
マスク不足が起こったときの苦肉の策として、不織布マスクを洗って使っていた人も多いでしょう。
貴重なマスクをなんとか衛生的に使い続けようという工夫だったのだと思います。
しかし、マスクを洗って繰り返し使う方法は、マスクの効果が十分に発揮される使い方とはいえないようです。
マスクを外してもう一度つけるとき、気をつけることは?
1回外したマスクをまたつけるとき、どんな点に気をつけたらいいの?
気をつけたいのは、マスクの表面を触らないこと!
外したマスクを保管しておくとき、もう一度つけるとき、どちらの場合もマスクの表面に触れないことを意識するのがいいようです。
マスクの表面には、ウイルスや菌が付着しているからですね!
マスクの表面に触らない
マスクの着脱が個人の判断に委ねられるようになり、マスクをつけなくていいと考えられる場面も多くなりました。
これまでよりマスクをつけたり外したりする機会が増えたのではないでしょうか。
外したマスクをその日のうちにもう一度使う場合、気をつけたいのはマスクの表面に触れないことです。
マスクを外すときは、ゴムの部分を持つ
マスクを外すときは、布の部分に触れないよう注意しましょう。
耳の後ろのゴムの部分を持って外すのがいいといわれています。
もう一度つけるときも同様に、布の部分に手が触れないように。
保管は慎重に
外したマスクをどう保管しておけばいいのかも迷うところですね。
スマートなのは、マスクケースを持ち歩いておく方法です。
マスクケースは清潔なものを用意しましょう。
抗菌タイプのケースもあります。
ティッシュなどで包んでおく場合は、マスクの裏表両側を挟むようにするのがいいようです。
包んだティッシュを捨てるときも、マスクに触れていた部分には手で触らないように気をつけて。
”あごマスク”より、外してしまう
ちょっとマスクを外したいとき、ついついやりがちな”顎マスク”。
でもちょっと待って。
マスクを顎までずらすとき、マスクの表面を触っていませんか?
”顎マスク”にすると、マスクの表面に触れてしまうことが多くなります。
面倒に思うかもしれませんが、マスクをずらすより、一度ちゃんと外してしまうのがおすすめです。
まとめ
- 過半数の人が、使った不織布マスクを1日で交換している
- 1枚の不織布マスクを2日以上使う人も意外と多い
- 1枚の不織布マスクを2日以上使う理由には「マスク不足が心配だから」「もったいないと感じるから」などが考えられる
- 不織布マスクは、1日で交換することが推奨されている
- 不織布マスクを洗って繰り返し使うとマスクの効果が弱まる可能性があり、推奨されていない
- 1回外したマスクをまたつけるときには、マスクの表面を触らないように注意する
暑い季節を迎えるにあたり、マスクをつけなくていいケースが増えるのはうれしいことです!
とはいえ、混雑する場所に出向くときなど、まったく使わなくなるとも考えにくいですよね。
今後も、衛生的なマスクの使用を心がけていきたいですね!