「チーズケーキ」の魅力|多種類あるけど何が違う?|チーズケーキのお店も紹介

みなさんは「チーズケーキ」と聞いて、何のチーズケーキを思い浮かべますか?

濃厚な「ベイクドチーズケーキ」であったり、ふわふわとした食感が魅力の「スフレチーズケーキ」であったり、一時期流行った「バスクチーズケーキ」だったかもしれませんね。

「チーズケーキ」と言っても様々な種類があります。
今回はチーズケーキを主役に、種類別チーズケーキの違い、全国のチーズケーキを紹介、チーズケーキはいつできたのか、この3点からチーズケーキについてお伝えしていこうと思います。

この記事を読んで、「今すぐチーズケーキが食べたい!」「チーズケーキを買いに行こう!」そんな気持ちになってもらえたら幸いです。
それでは、チーズケーキについて詳しく見てみましょう。

目次

「チーズケーキ」の種類別違い

始めに思い浮かべてもらったように、チーズケーキには様々な種類があります。
一概にチーズケーキであっても「ベイクド・スフレ・バスク・レア」など様々です。
これらはいったい何が異なるのでしょうか。
実は材料に多少の違いはありますが、大きく異なるのは作り方です。

作り方の違い

『ベイクドチーズケーキ』

ベイク:「焼く」の意味(英語)
チーズに卵・砂糖・粉類を擦り交ぜ、しっかりきつね色になるまで焼き上げます。
濃厚でねっとりとした重ための食感が特徴的です。

ニューヨークチーズケーキも含まれ、作り方が湯せん焼きという点で異なります。

『スフレチーズケーキ』

別名「ジャパニーズチーズケーキ」
日本発祥と言われている。
スフレ:「吹く」の意(フランス語)
卵白を泡立ててメレンゲを作って生地に混ぜ込み、湯せんで蒸し焼きにします
しゅわしゅわとした軽い口当たりが印象的ですね。

『バスクチーズケーキ』

バスク:スペインのバスク地方(地名)
高温で長時間焼いて、外側を黒く焦がします。
見た目にインパクトがあり、濃厚な味が特徴です。

『レアチーズケーキ』

レア:生焼けの(英語)
オーブンを使わず、冷やし固めます。
クリームチーズの濃厚さはありつつ、他のチーズケーキと比べてさっぱりした印象です。

材料の違い

『ベイクドチーズケーキ』

クリームチーズ / 卵 / 砂糖 / 薄力粉 / レモン果汁 / 生クリーム
+ビスケット生地(ボトム)

『スフレチーズケーキ』

クリームチーズ / 卵 / 砂糖 / 薄力粉 / レモン果汁 / 牛乳

『バスクチーズケーキ』

クリームチーズ / 卵 / 砂糖 / 薄力粉 / 生クリーム

『レアチーズケーキ』

クリームチーズ / 砂糖 / レモン果汁 / 生クリーム / ゼラチン / ヨーグルト
+ビスケット生地(ボトム)

材料を比較すると、全て共通しているのは、「クリームチーズ」と「砂糖」です。

また、上から三つのチーズケーキは作り方の熱を加えるという点で共通しており、「クリームチーズ」「砂糖」に加えて「卵」と「薄力粉」が使用されています。
このようなことから、熱を加える調理法のチーズケーキには「卵」と「薄力粉」が使用されると読み取ることができます。

またスフレチーズケーキのみ「生クリーム」が使用されていないことから、口当たりの軽さを作り出していると考えられます。

レアチーズケーキのみ「ゼラチン」が使用されていますが、他の三種と違って冷やして固める作り方であるからと考えられます。

全国の「チーズケーキ」

Cheese Cheese Worker

所在地:千葉県
チーズ料理のお店で、チーズを使った料理のコースやランチがあります。
炙りチーズケーキという名のチーズケーキが販売されているそうで、その名の通り表面がブリュレされたチーズケーキです。
チーズケーキを炙るという発想は新しい発想ですね。

nephew

所在地:東京都
クリエイティブスタジオ「&Supply」が手掛ける、カフェ&ストリートバー。
朝から夕方まではお手製のスイーツとコーヒーを楽しめるカフェで、夜は創意工夫に溢れたカクテルを味わうバーという二面性のあるお店です。
お手製のチーズケーキは、とろとろで大人気だそうです。

カフェケシパール

所在地:兵庫県
チーズケーキは二種類で、「気まぐれチーズケーキ」と「ザ・チーズケーキ」です。
気まぐれチーズケーキは、日替わりで様々なチーズケーキと出会うために、何度も訪れてしまいそうです。
ザ・チーズケーキは、四種類ものチーズが使用されており、チーズケーキへのこだわりが感じられますね。

チーズケーキ専門店 LE SHIMIKI

所在地:兵庫県
コンセプトは、「脳裏に残るチーズケーキ」
他では見たことのないチーズケーキが多種類あり、印象強く残りそうです。
色んな種類が食べたくて、一度にたくさん買ってしまいそうですね。

種類:ミックスフルーツチーズケーキ、黒ゴマチーズケーキ、ほうじ茶ラテチーズケーキ

VACHE チーズケーキ専門店

所在地:広島県
「チーズケーキを日常に」という素敵な言葉とともに、スタンダードなチーズケーキをベースに多様な種類が販売されているようです。

種類:テリーヌチーズケーキ、バスクチーズケーキ(ロイヤルミルクティー味)、   ベイクドチーズケーキ(チョコバナナ)、ニューヨークチーズケーキ(ピオーネ)等

ブートニエール

所在地:福岡県
チーズケーキ専門店で、2022年7月16日オープンと今年できたお店です。
様々な種類のチーズケーキがあり、季節限定チーズケーキもあるみたいです。
チーズケーキを通して、季節感を楽しめそうですね。

種類:プレミアムピスタチオ、ショコラオランジュ、メープルくるみ、瀬戸内レモン 等

「チーズケーキ」の歴史

世界での始まり

そもそもチーズケーキは、いつできたのか。
はじまりは、チーズケーキの原型にあたる「トリヨン」という名前のチーズを使ったプディング風の食べものだそうです。

「トリヨン」の発祥は古代ギリシアで、アラビアの遊牧民によって生み出されたといわれています。

作り方は、ラード、ミルク、小麦の胚芽の粉、卵、新しいチーズなどを一緒によく混ぜ、これをイチジクの葉で包み鶏のスープなどで茹でます。茹で上がったらイチジクの葉を取り、はちみつをかけて完成です。

現在のチーズケーキの材料と照らし合わせてみると、「油・牛乳・小麦粉・卵・チーズ」といったところでしょうか。材料だけ見ると、現在とあまり変わらない印象ですね。

ですが、「イチジクの葉で包む」や「鶏のスープで茹でる」といった作り方の工程は、スイーツというよりも料理のような印象があります。
砂糖も使われていないことから、甘味の無いチーズケーキといったところでしょうか。

現在のような「チーズケーキ」の発祥は、中世前期のポーランドといわれています。

「チーズケーキセルニック」と呼ばれ、一般家庭でよく食べられていたそうです。

その後、ポーランドから移民がアメリカに持ち込んだレシピをもとにクリームチーズが作られ、現在よく食べられているようなベイクドチーズケーキが開発されました。

日本での始まり

日本での「チーズケーキ」の始まりは、明治時代です。
一般市民に浸透したのは戦後で、当時の進駐軍から伝わったといわれています。

まとめ

  • チーズケーキの発祥地はポーランドで、日本では明治時代から広まった
  • チーズケーキの種類の違いは、作り方にある

ここまでチーズケーキについてたくさんお伝えしてきましたが、この記事を読んでチーズケーキが食べたくなったのではないでしょうか。

今回紹介したお店の他にも、美味しいチーズケーキはたくさんあると思います。
ぜひチーズケーキをたくさん食べて、自分のベストチーズケーキを見つけてみてください。

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