現在台風14号が接近しており、大雨・洪水・暴風など様々な災害をもたらします。
今回は、「大雨・台風による災害、具体的に注意する点」をご紹介します。
大雨・台風で起こりやすい災害
大雨・台風による影響で心配されるのが「川の氾濫」です。土砂降りになると川の水が増水し道路が浸水し、人や建物が流されてしまう可能性があります。
山や森など傾斜がある土地の近くでは、がけ崩れや土石流が起こる恐れがあります。
がけ崩れは、水が地面にしみこむことで抵抗力が弱まり、斜面が突然崩れ落ちる現象です。
予想してないのに発生してしまう場合も多く、人々に多大な被害を与えてしまいます。
実際に過去にも九州や東北など全国で、ゲリラ豪雨や竜巻など危険な災害が度々発生しております。
大雨や台風はいつどこで発生するか分からないし、どのくらい被害が拡大するか私たちには分かりません。
いざというときに自分の身を守るために、あらかじめ避難に備えておくと安全です。台風のときは、家から一歩も出ない、頑丈な扉を備えつけるなど十分な対策をすることが重要です。
大雨・台風に備えてとるべき行動
大雨や台風が起きてしまった際は、自分の身を守ることが最優先です。避難が遅れてしまうと、大怪我や命を落としてしまう可能性もなくはないです。
あらかじめ緊急時にとるべき行動を把握しておくことをおすすめします。これから説明するポイントを意識して対策しましょう。
川や山、崖には近づかない
大雨や台風の際は川や山、崖に近づくのはなるべく避けましょう。
川が氾濫し足場を奪われてしまったり、土砂崩れにより建物ごと流されてしまうということも考えられます。
少しでも被害を抑えるために、川や山、崖には近づかないのが安心です。
できるだけ離れて安全な場所に避難しましょう。
非常用の持ち出し品の危険
非常用の持ち出し品は定期的に点検しておきましょう。いざというときに故障した、使えなくなったという事態を避けられます。
飲料水や食品の消費期限、ライトの電球が点灯するか、乾電池の残量などは特にチェックが必要です。
避難所の場所、道順の確認
避難所の場所や道順の確認はあらかじめ把握しておくと、緊急時にすみやかに避難できます。
地域ごとにそれぞれ避難場所があるので、事前に確認しておきましょう。
各自治体が発行している避難マップやハザードマップを持参しておいたり、国土交通省のハザードマップポータルサイトからも調べることができます。
土砂災害警戒情報時に注意
都道府県と政府が発表する災害情報である土砂災害警報には常に目を向けておきましょう。
具体的な被害状況や、被害予測までわかるため少しでも早く避難するための情報源となります。
その情報を手に入れる方法として、テレビを観たり、ラジオを聴いたりすることです。
聞き逃さずに、耳に挟んでおきましょう。
気象庁のホームページにも掲載されていたりするので、ちゃんと確認することが重要です。
避難の前には火の始末
避難する前には火の始末が必要不可欠です。
火事を防ぐために、事前にコンロやヒーターなど、火を起こしている場所を確認しましょう。災害時に限らず、火元のチェックは日常的に行うのがおすすめです。
火事を未然に防げるうえに、災害時も安心です。
また、普段から火のまわりには燃えやすいものを置かないのも大切です。
避難するときは両手に何も持たない
避難が必要になった際は、両手が自由に使える状態にしておきましょう。
体を自由に動かすことができ、スムーズに避難ができるためです。
両手をあけるためには、持ち出し品を最低限におさえリュックに入れたり、ポケットに入れたりするのがおすすめです。
まとめ
大雨や台風はいつどこで発生するか分からないし、時に深刻な状況につながります。命を守るためにも、しっかりとした対策をとりましょう。